先日久し振りに覗いた園芸店で買ってきたデンドロビウム、使っていない木の鉢に
暫定的に置いていたのだが、木の鉢がみすぼらしく見栄えも悪いため、別の木枠の鉢を
探して移植することにした。
これはウォーキング中に考えたことだが、私がまだ中学生の頃、担任が美術の先生で
「J君、アイデアが出てこない時は歩くと閃く時があるよ」と言ってくれたことが
あるし、会社勤めするようになり設計でいい構想が浮かばない時、先輩から「行き
詰ったら外へ出て歩いてこい」と言われたものである。
まあデンドロビウムの移植について、別段悩んでいたわけではないが習い性って奴で、
歩きながら木枠の鉢を思いついたのである。
以前どんなランを植えていたか忘れたが、庭の隅に放っておいたのを引っ張り出して
きて、使用できるか確認した。
以前のランの枯れた根が張り付いているが、綺麗にすれば見栄えはよくなると思い、
早速木炭やヤシガラを準備して作業開始。
木枠の底は木の組み合わせのため大きな穴があるので、以前のランの枯れた根を剝ぎ
取り荒っぽく敷き詰め、その上に木炭を重ならない程度に敷き詰めていく。
次は主役のミニデンドロだが、買った時の黒の樹脂鉢から取り出し新しい木の鉢の中央に置いて、その周囲をヤシガラで満遍なく埋め込んでいく。
ヤシガラがスカスカにならない程度に詰め終えたら水やりをして完了。あとは庭の
マンゴーの適当な枝にひっかけて移植は終了である。
次は外のマンゴーの枝がお隣さんの敷地の方にまで張り出し始めたので、剪定と言うか
枝払いを考えていたのだが、雨期とは思えない晴れ間で暑いために作業は後回しにして
まずは一休みである。
一休みはいいが、3時近くなっても日差しは弱まらず今日のところは諦め、遅い昼食を
心配しなければならなくなったが、そんなに腹が減っているわけでもないので麵に
するか、麺なら・・・と考えているうちに昨日在庫の中から見つけた「きしめん」を
思い出して、なんとはなしに「ざるきしめん」を思いついた。
私の在庫はソバ・ウドン・ラーメン・ソーメン・きしめん何でもありなのでいつでも
食べたいものを食べられる。
きしめんは名古屋なのだが、どういうわけかATARAモールもJ-Parkも上州のきしめんを
安売りしていたので買い置きしてあった。
それを一把取り出して早速茹ではじめる。およそ10分弱である。
茹で上がったら準備してあった冷水で、素早くぬめりを取り除き盛り付けである。
家にはざるなどはなく、もちろん「竹すのこ」などもないが、巻きずし用の「巻き
すだれ」があるので、カッコウを付けて大きな皿の上にこの「巻きすだれ」を乗せ
「きしめん」を盛り付ければ完成である。
最後は「きしめん」の上に海苔を乗せて出来上がり。
左上の浅漬けの隣にあるのは、昨日久し振りに作った麦茶であるが、実は昨日私の
買い置き在庫を整理して「きしめん」を思い出したのだが、そればかりでなく麦茶用の
麦もその時あったのに気が付いた。
賞味期限は半年ばかり過ぎていたが、まあ保証期限ではないからいいかと思い、昨日の
うちに「麦茶」を作って冷蔵庫に入れておいたものである。
今日の遅い昼食は純日本的食事になったが、何のことはない在庫整理の結果であるが、
でも旨かった。