Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

マンゴーの樹の枝払い。

今日の予定は、兎に角昨日先送りしたマンゴーの樹の枝払いが優先であるが、天候は

昨日と同じでうんざりするくらいいい日より。とてもじゃないが園芸日和などと言って

いられないが、決めてしまったものは仕方なくやるしかない。とにかく朝食を早々に

済ませ、シャワーを後回しにして外に出て脚立を引っ張り出して作業開始。

第一目的は、隣の敷地まで張り出した枝を払うこと。

払うのは簡単だがそのための足場確保が重要で、どこの車か知らないがこれが邪魔して

脚立を安定した位置に置くことができないが、とにかく下から余分な枝を払っていく。

何とか下の方は払うことができたが、問題は樹上の枝をどのように払うかである。

問題1.右肩が痛くて、右腕で思うようにノコギリを使えない。

問題2.右肩が痛くて樹上で体を思うように動かせない。

問題3.モツデーン(赤アリ)が至るところにいて思うように動けない。

1と2については元より覚悟しているから、ズキッと来ても我慢すればいいのだが、

3だけはいつ体に這い上がってくるか分からない。

いや這い上がってきたときには遅くチクーッとくるのだが、毒を持っているわけでは

ないが、痛さは注射針が腕に入ってきた感じであり、何となく覚悟が必要なのだ。

それが肌が露出している首回り・腕・足から着衣の中に入ってくるのである。

足から這い上ってきた奴など股座まできてチクーッだからたまらず、全ての動作停止で

奴をつぶすのが最優先。これを右腕不自由でやるのだから大変この上ない。

まあそんなこんなで、何とか道路の路肩内側は処理できた結果がこちらである。

枝を払うと言っても植木職人ではないから、生かすも殺すも関知なしで邪魔になり

そうならばカットしていくタイ式やり方で、これが払った枝である。

この払った枝を片付けるのがまた一苦労なのである。第一に思うように右腕が使えない

ことと、払った枝のどこにでも赤アリがいて興奮しているからである。

枝に手を伸ばしたと同時に奴らは手に食らい付き、腕から首筋まで這い上がって来て

噛みつくので、注射針程度と思っていても特に股座に噛みつかれると溜まらない。

さてこの払った枝をどうするかというと、言わずもがな塀の向こうの隣の空き地だ。

これは暗黙の了解なのか、このムーバーンのどこもそうだが、何よりも私が作業中に、

このムーバーンの清掃人がたまたま傍を通って、払った枝は塀の向こうに投げ捨てろと

言ってきた。はなからその積りだったが、そういうことに違和感というか罪悪感を感じ

なくなった私はもうタイ化(退化)してしまったか。

さて結果として今日の作業の成果だが、実際は3枚上の写真のようになったのだが。、

見た目はあまり効果はなく、やっぱりどこの車か知らないが邪魔をしている。

まあ実質は路肩から道路側のことで、お隣さんへの目的は達成したとはいえ気が治まら

ないのは事実だが、後は車がなくなった時に何とかしよう。この道路は私の私有地

ではないのだから。

さて右腕をかばいながらの作業で、一汗どころかグッショリ汗をかいたのでシャワーを

浴びたのだが、シャワーを浴びる前に湿布薬を剥がす時、やけにヒリヒリ感を覚えた。

汗を流してさっぱりした体をタオルで拭っていると、右肩が赤くカブレたようになって

いるのを見つけた。どうも湿布薬によるカブレみたいで剥がす時にヒリヒリ感があった

わけだが、子供の時から湿布薬でカブレたなどということがなかったから、やっぱり

老化と共に体質も変わってきているのだろうか。

今回の骨折といいこのカブレといい、やはり老化の兆候なのだろうか、多分そう

だろうと思っていた方がいいような気もするが、それではあまりにも自分で老化を

招いているような気もする。