Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

タイの家の水回りって。

昨晩のこと、遅くに夕食を摂り始めるとミヤさんが、何か文句を言いながらキッチンの

床をモップで拭き始めた。こんな時におかしな声の掛け方をすると、とんでもない

トバッチリが返ってくるためさりげなく「どうした?」と聞くと、「流し」の下の「物

入れ」の戸を開け、「流し」の水漏れで物入れの中が水浸しで、その水が外に流れ出て

きたとのことである。

知らん顔しているわけにもいかず、流しの下を開放して中の物を外に運び出し、まずは

収納庫の床を綺麗に拭いて綺麗にするのが先決だろう。原因はすぐに判明した。

下の写真で、細くて白い管が給水管だが、この先端が蛇口に連結しているのだが、その

根元が緩んでそこから漏水していて暗がりでは作業できないため、取り敢えず表の

水道の給水管の元栓を閉めて翌日の作業にする。参考に蛇腹の管とその手前のグレーの

ビニール管は「流し」の排水管であり、こちらは問題なかった。

翌日給水蛇口の根元をキツク閉めなおしたら漏水は止まったが、この蛇口は以前から

セットされていたものではなく、これも水質が悪いために蛇口が腐食して以前自分で

交換したのだが、どうやらその時に蛇口の締め付けが不完全だったため、日常的に

蛇口を左右に動かしていたため、少しづつ緩んで水漏れに至ったようである。

今度は連結部が緩まないよう確実に閉めこんだから漏水はないだろう。しかしまあ、

確かに日本に比べて水回りの問題がこんなに多いとは思わなかったが、やっぱり日本は

軟水でタイは硬水であることが一番の問題なのだろう。ずっと以前にミヤさんを日本へ

連れて行ったとき、実家で水が飲みたいというから水道の水を飲ませたら、あまりの

冷たさと飲めることに驚いていたのを思い出す。

そういえば私ががこの家を購入する時点で義父が一緒についてきて(その時丁度建設中

だった)、建築屋の棟梁と思われる人間にあれこれ注文を付け、その中の一つが居間と

2階のシャワールームの天井に、入り口を付けることだった。写真では判り難いが色が

少し濃くなっている周囲の約60㎝角位が、取り外せるようになっている。(ずらす)

元は分らないように同一色だったが、何回か取り外して破損しまったため、交換して

いるため色がちょっと違うのである。

天井裏に潜りこむようなことは、この家に越してきてから2~3回ほどしかないが、

2011年の3月に越してきたのだから、高々10年ちょっとしか経っていないのにそれでも

日本に比べれば多いのではないかと思う。こちらのシャワーは今使っているものだが、

これだってこれで3個目だったか4個目だ。

このビデと言うかお尻の洗浄ノズルはタイ独特のものだと思うが、これだって同様に

連結部の腐食で水漏れになり、同様に3個目くらいだったか。

しかし、これらの部品を交換するくらいならまだ被害は少なくていいのだが、いつ

だったか、便器の給水口が破損して便器そのものの機能ができなくなり、結局便座を

交換をするほどの工事になり困ったことがあった。この時は義弟の力を借りるしか

なかったが、原因はやはり水質の悪さから腐食にいたり、給水口が破裂したのが原因

だった。

※ 参考記事 はてなブログ Jinbeiのシャム便り

 「トイレが使えないだと?」

https://ntoshi0426mh.hatenablog.com/entry/2021/09/10/211303