Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

路肩栽培・・・野菜編

前回は果樹栽培について投稿したが、今回は野菜を中心に綴っていこうと思う。

やっぱり圧倒的に多いのは、タイ料理で日常消費するものが圧倒的に多い。

それはまあ別にして栽培の形態から見ていくと、やはり見てよくできていると思うのは

土管栽培である。奥さんなのかご主人なのか知らないが、まめな方なのだろう。

こちらは一般的で植木であったり、その横に野菜を植えたりでとにかくスペースが

あればいいという感じ。

まあそれはそれで、狭い敷地を兎に角有効に使おうって魂胆だから仕方ないのだろう。

中にはこんな工夫をしているお宅もある。タイヤの花壇である。

どんなものが栽培されているのかは、やはりタイらしい結果だった。

1.レモングラス

 これは日本でもおなじみのススキ・・・ではなくて、ご存じトムヤムになくてはなら

ないレモングラスである。やはりこれを栽培しているお宅はかなりあった。

まあトムヤムと言えば、日本の味噌汁と同じようなもので、タイ人にしてみれば

なくてはならない料理であろう。

2.ナンキョウ タイ語でカーと呼ばれている。

 これもトムヤムにはなくてはならないショウガによく似た根茎で、タラートでもどこ

でも簡単に手に入る食材。根茎だけでなく葉の外観もショウガにそっくりである。

やはりこれを栽培しているお宅は、レモングラスと同じくらい多い。

3.プリック・・・タイ語で唐辛子のこと。

 これもソムタムを筆頭にして、殆どの料理に使われていて、もちろんトムヤムにも

使用されているため、唐辛子を栽培しているお宅も同じくらい多い。

この唐辛子はそんなでもないが、プリック キー ヌー(ネズミのフン)と呼ばれる

小さな唐辛子は特に辛い。

4.ガバオ・・・ハーブの名前で、しそ科のバジルの一種。

 これもパック・ガバオ(ガバオライス)に使われるし、タイ料理ではハーブとして

幅広く利用されているため、栽培しているお宅もこれまた多い。

タラートなどでほんの軽く一握りくらいを、10Bで売ってくれる。

5.マルナス

 これもソムタムなんかに入れたり、グリーンカレーに入れたり、タイ料理には利用

価値が高い食材で、ミヤさんなど辛子の入ったナムチム(タレ)を付けて生で齧り、

ご飯のおかずにして食べており、私も時々真似するがそんなに癖があるわけでなく、

意外とおいしく食べられる。

6.スズメナス

 タイに来たばかりのころ、グリーンカレーの中に入っているこのスズメナスを、

グリーンピースと間違えて食べ、苦さに驚いたことがある。

一見するとグリーンピースのようで、これを栽培していたお宅は2軒しかなかった。

以下はこんなお宅もありますよ程度。

7.ニラ

 ニラを炒めた料理もタイにもあるが、日本のものとそん色ない。ただ醤油がナン

プラーのためちょっと癖がある感じ。

我が家では時々レバニラ炒めをミヤさんが作っている。

下の写真は土管栽培のお宅のものでキレイに植えられていた。

8.小松菜

 こういう葉野菜を栽培しているお宅は非常に少ない。

 タラートに行けば手軽に買えるからか、それとも虫が付き易いから敬遠されるのか。 

9.インゲン

  タイではインゲンをトゥア・ファク・ヤーオと言って手軽に生で食べるものだが、

 とはいってもやはり栽培しているお宅は1っ件しかなかった。これも虫が付き易い

 からなのか。

どんな方法で何を作ろうが、隣近所に迷惑をかけているわけでなく、それぞれの

楽しみ方で園芸を楽しんでいるのはいい事である。