昨日（1月20日）のことウォーキングを終えて帰宅し、着替えるとそのままタラートへ
買い出しに出かけたのだが、タラート近くになったら急に渋滞になってしまい、新旧
境の道路に入ったとたんに身動きできない状態である。娘とミヤさんを降ろして駐車
スペースを探すも、いつものお寺はダメ、区役所広場もダメ、タラート周辺も勿論
ダメ、このダメは駐禁ではなく全くスペースがないということ。仕方なくタラート
周辺を一周廻って、ソムデット病院方向へ行くもヤッパリダメ。そうこうしている
うちにミヤさんから、買い物が終わったから時計台のところに迎えに来いとの指示。
ところが時計台周辺は渋滞で中々行きつけず、やっとの思いで車に乗せるも、今度は
ミヤさんの口から「チーンの正月で仕方ないけど、野菜から何からみんな値上げで頭に
くる」と愚痴がこぼれること―〃―。
そういえばもう春節であり、昨日は春節の休暇の前日で皆買い出しに来たのだろう。
これは今朝健康公園前に飾られていた、春節のお飾りである。私には読めないが、
タイ語で中国正月（春節）は、タイ語でㇳゥルッ・チーンというようだがそうは書いて
ないようで、娘に聞いたら「チン ジヤ ユア イ ・・・・」と何やらさっぱり判らな
かったが、意味を聞き中国語に意訳するとどうやら「福・財・歓迎」みたいである。
今朝は早く出てきたため、タラート周辺がどんな雰囲気なのか、一寸覗いてみようと
いう気になり車は置いて公園から歩いて行ってみた。
公園通りからタラートへ行く途中の華人系の店は、やはり正月の雰囲気でこれは食堂の
店内の雰囲気である。
旧タラートの店先で雑貨店などは飾り付け用の提灯やら、ロウソク・お香など所狭しと
商品陳列である。
こちらは旧タラート入り口のお菓子屋さんの店先だ。
こちらも旧タラートの店で、アヒルの姿煮（？）というのか、お客さんが集まっていて
買い込んでいたが、祭壇にお供えしてその後食べるのだろう。これ一寸旨く我が家でも
時たま買うことがあるが、肉が結構固いのが玉にキズだが私は好きである。
そしてこちらは果物屋の店先。いつもは店だけなのだが、店先にテーブルを持ち出して
その上にこの時とばかりに、思いっきり果物を陳列して売り捌こうというのだろう。
店先のおじちゃんは両手に荷物を持っているが、まだ何か買う積りなのか。
こちらは総菜というか、魚の揚げ物とか一品料理の店で、結構繁盛しているようだが、
商品を詳しく観察できなかった。
新タラートの方から出てきたこちらの小母ちゃんは、両手に買い物を一杯ぶら下げて
いて大変そうだが、家に帰ってまた食事の準備があるのだろう。
ここまで来たのだから裏道から帰ろうと思って、旧タラートの方へ足を向けると、
いつもは開いていない（と思っていた）天后亭の扉が大きく開いていたのでちょっと
覗いてみたくなって中に入ってみた。
こちらが本堂だろうと思うが、ほかに建物はなく正面に「天后聖母」という看板が
掲げられているが、仏教寺院なのか道教寺院なのか。しかし「聖母」というのは気に
なるのだが「景教」とは関係ないとは思うのだが・・・。
で、中を覗いてみると景教とは関係なさそうで、もしかしたら観音様を祀っているの
かもしれない。だが、中央に描かれている牡丹（？）の両脇にあがかれているゲジゲジ
というかムカデのようなものは一体何を表しているのだろう。金色でかかれた「字」を
もっとはっきり観察すればよかった。
あまり見るところもなく、これ以上時間を潰すのもと思い、いつもの駐車場に使って
いるお寺の裏を廻り、もう一度海岸通りに出て健康公園に置いてある車に戻り帰宅だ。
帰宅する頃にはあちこちから爆竹の音が聞こえてきて、春節らしい雰囲気である。
午後昼食を終えて買い出しにJ-Parkへ行くと、マックスバリューのキャッシャーも
チャイナドレスを着て働いていた。
中国正月と言っても我が家は関係なく、今まで一度もそれらしいことはしたことは
なかったが、ミヤさんがカラオケをやっていた一昨年に、一度だけそれらしい真似事
みたいなことをしたことがあった。何をどうするのかミヤさんも知らなく、Googleで
やり方を調べて祀った。
※ 関連記事 ナムジャイブログ：シャム湾の風に吹かれて
ところでこの春節（中国正月）は、中国では旧暦で祝うため2023年は1月22日で、
1月21日～27日が休日のようだが、タイは面白くて春節は地域によって違い、これは
ソンクラーンやローイカトーンも同様だ。
因みにBKKのヤワラートは1月14日から2月15日までの長期にわたり、
サムットサコーン 1／１９～２３まで プーケット１／１５～２／５まで
パタヤ１／２０～２２まで だそうで、シラチャは1月２１日からいつまでかは、
娘に聞かないと判らないが、ミヤさんは火曜日にタラートへ行くと言っていたから
もしかしたら23日までかもしれない。
