Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

乾季と暑季の狭間で、果実は実りの準備か。

先月高血圧の検診に行って、糖尿病の予備軍みたいに言われ(ミヤさんから)その気に

なってウォーキングを再開したのだが、当初は一気に元のペースに戻すつもりはなく、

体力も落ちているし脚力も落ちているから、少しづつ元に戻していけば位に思っていた

のだが、一度大きく落ち込んだ体力は簡単に戻る筈がなく、中々元のペースに(1時間

に6km)戻らず未だ1時間5kmに戻したのがやっとである。それでもマイペースで

いいから、挫折せず何とか続けて行こうと思いながら毎日歩いている。「歩く」と言う

ことはいいことで、若い頃には(設計にいたため)「アイデアに行き詰まったらとに

かく歩け」と言われ歩くことには慣れていたが、最近ではアイデアではなく季節の

移ろいなども見えるようになってきた。

1,赤い観音竹 これは我がムーバンのお宅に植わっている観音竹(だと思う)で、

普通のは枯れた褐色をしているのだが、これは表皮が赤い種類の様でとにかく目立つ、

観音竹だから観賞用に植わっているだけで、果実とは無縁なのだが・・・。

2,チョンプー。この果実は赤いのと緑のがあるのだが、この果実はほんのり甘く

リンゴのようなシャキシャキ感があって瑞々しく、ミヤさんの昔の実家にもあってよく

採って食べたものである。我がムーバーンにこの樹が植わっているのは一軒だけだが、

食べておいしいのだが、この果実には虫が付き易く、すぐ落果して道路が汚れるのが

玉にキズである。

落果するっていうのは、この果実にはコバエの子みたいなのが産卵するらしく、小さな

ウジのような虫が巣食っているのである、ところで私はスパゲッティサラダが好きで、

フルーツなどを入れるのだが、このチョンプーを入れたのが好きで、オフクロも喜んで

食べてくれたものである。虫がいるかもしれないが、包丁を入れるということは切って

中を確認するということで美味しく食べられる。ウォーキングしていると落果したのが

一杯落ちていて勿体ないという気になる。

3,綺麗なラン こちらのお宅のランは、特に数が多くあるわけではないが、水遣りは

欠かさないらしく、いつも綺麗に咲いている。勿論ランは観賞用の花で果実がなるわ

けではないが、目の保養にはなる。このお宅には黄色い花を咲かせる樹も植わっていて

華やかである。

4,マッカームテート。私が歩いているムーバーン内のお宅の中で、道路の際に果実を

植えているお宅があるのだが、小さな綿のような花房をいくつも付けた木が植わって

いるのだが、歩くのに邪魔にはなるが、見覚えはあるが一体何だっただろうと不思議に

思いながら見上げてはいたのだが、この花房の先端にある時から果実が付き始め、ああ

これだったかと思わず納得した。

この螺旋に連なった果実がマッカームテートの実である。食べごろになるとピンク色に

なってさやが割れて、仲の綿っぽいものを食べるのだが、水気は殆どなく僅かに甘みが

あるだけで、小さな種が中に1個入っている。「口が臭い」ってタイ語で「パーク

メン」と言うが、この実を食べると口臭が匂うと言われているため要注意である。

※ 関連記事 ナムジャイブログ シャム湾の風に吹かれて

「タイの木の実マッカームテートとタマムシ」

http://njin0426mh.namjai.cc/e226983.html

5,マムアンハウ・マナオホー この果実は普段あまり見ることはないのだが、我が

ムーバーン内でも栽培しているお宅があって私が知る限り4軒ほどある。チョンプー

など甘い果物なのだが、この果実は甘いかと言うととんでもない、紫色になって食べ頃

と思いきやとんでもなく酸っぱいのである。どうやって食べるのか知らないが、以前

ミヤさんが貰ってきたが、結局酸っぱくてシロップに浸けて食べたことがあった。どう

やらシロップ漬けとかジャムみたいにして食べるみたいだが、こんなもの植えたいとは

どうしても思わない。

※、餡連記事 ナムジャイブログ シャム湾の風に吹かれて。

マムアンハウ・マナオホー・・・雨期の合間に

http://njin0426mh.namjai.cc/e250181.html

6.今年は沢山なったマンゴー。以前受粉した花房に水遣りなどと非難めいたことを

言ったために、ミヤさんが水遣りを止めてしまい、それが原因だったか花房から出て

くる樹液で、結果的にほとんどの結実したマンゴーが落果してしまい。数個しか食べら

れない時期があった。今年の乾季にはミヤさんが一生懸命水遣りをして、落果したもの

が殆どなく、一房に3~4個実を付けたものがあるほど沢山実を付けた。我が家では

完熟した黄色いマンゴーはほとんど食べず少し黄味掛かった奴を食べる。ミヤさんや娘

は酸っぱいくらいの奴に砂糖と唐辛子を混ぜてまぶして食べている。私は塩を少し

付けるくらいの方が好きである。