およそ一月前アジの干物を作ったのだがすぐになくなってしまい、その後また作った
のだが、それもすぐに食べてしまい、今度は塩サバを作ろうという気になった。
※関連記事 はてなブログ:Jinbeiのシャム便り。
タイではサバは取れないため、ノルウェーから輸入して加工するか、日本から加工品を
輸入しているのが現状であり、日本食材店で売っているのは、日本からの輸入品が主で
どうしても高くなる。 丁度一匹分で、値段がいくらだったか思い出せないけれど、
100B近かったと思う。まあ3枚に下ろす手間暇を考えれば安いのかもしれない。
・・・で、以前買っていた旧タラートの小母ちゃんの店へ行ったのだが、サバは店先
にはなく生ガキやらルークチン(練もの)が並んでいるだけなので、小母チャンに
「プラーサバはある?(サバはタイ語でもサバ)」と聞くと、向かいの店先を指差し
「ヌーン(あそこ)」という。見ると大きなサバが並んでいた、どうやら店のレイ
アウトを買えたようだ。早速大き目の奴を2匹ばかり購入で140Bだった。
サバは輸入品だから、普通の魚店では売っていないのである。
早速家に帰って下拵えである。下拵えと言っても塩サバを作るだけだから、3枚に
下ろして塩をまぶし、後は冷凍庫に保管するだけだからたいして手間はかからないが、
問題は冷凍しているからサバが固いため、半解凍するまで待たなければならない。
全解凍すると身が柔らかくなりすぎ、3枚に下ろすのに身が崩れてしまうから、私は
半解凍くらいで処理している。買ってきたのは結構いい型で、35cm超(まな板の
直径が35cm)だからいい感じだ。
これを2匹だから、塩サバ8食分(3枚に下ろして食べるときに半身にする)となる。
3枚に下ろしたら、実が薄いところは塩を少なめに、厚いところは少し多めにまぶす。
後はサランラップで綺麗にくるんで、冷凍庫で保管するだけである。
サバを冷凍庫に保管して一休みしているとミヤさんが、「わさび漬けまだあるよね、
私も食べていいでしょ」と言ってきた。全くいいとこ取りである。