数日前の雨上がりの午後、家の前に屋台をのせたピックアップがやってきた。
誰が??と思った矢先、ミヤさんが2階からピックアップに向かって、何か叫んで
いると思ったら義弟だった。
察するに ミヤさんが中古の屋台を探すよう、義弟に頼んだようだ。
下準備ができ開店のためにいつもの場所に行って、屋台を設置しようとするも、中古も
中古でもの凄くくたびれており、タイヤはパンクしているし金具類は全て錆てボロ
ボロになっていて、今にも崩れそうであるがそのまま設置。
とは言え、何とか格好をつけテントの脇に置いたらそれなりに格好が付いた。
本当にミヤさんは、本格的に屋台を始める積りだろうかと思ってしまう。
確かにコロナが蔓延している現在、いつスナックの方を再開できるのか見通しも立た
ない状況であるから、同じ水商売でも衣食住で薄利の商売でも、屋台の方が堅実かも
知れない。
そんなことを考えていた昨日、今度は義兄がチャチェンサオから大量に野菜やらニワ
トリの足やらバラクーダなどを運んできた。
どうやらシラチャの物価が高いので、チャチェンサオのタラートで仕入れるよう義兄に
頼んだらしい。
野菜はクラチャイ・キャベツ・インゲン・パクチーラオ等々だが、それらを全部写真に
撮りきれたものではない。
これはクラチャイとキャベツの一部。
こちらはバラクーダで、最後はミキサーにかけてミンチにし、カレースープに入れて
隠し味にする。
これだけでも10匹以上あるっていうのにまだ3袋もあるのだが、「ピーノ これ全部
捌いてくれる?」などとほざく。バラクーダを捌くのは簡単だが、これだけの魚を
処理するのは疲れる。しかし昨日に限って天気は上々で暑いときてる。
まあバラクーダの処理といっても、「ウロコ取り」があるから楽なもんである。
3枚に下ろす必要はなく、尻尾を叩き切りあとは2等分するだけで、ハラワタを取り出す
必要もないためこの上なく簡単な作業だが、何せ20匹以上もの魚、しゃがんでの姿勢の
ため腰が痛くなってくる。
これで下処理が終わっかわけだが、これで終わった訳ではなく、ミヤさんが次々に
大ナベに入れて煮始めた。
全部で大ナベ3回煮込んで、ミヤさんが魚肉をほぐし始めたのだが、店を出す時間と
なり「あと一つあるけどピーノ、帰ってきてからやって」と平気な顔をしていうので、
断るわけにもいかず仕方なく頷くが、実は夕方までに「白菜漬け」を2袋詰め込み、
更に「焼きそば」を3パック作らなければならないのだ。
尤もこれらはそのまま私の懐に入るので、問題はないのだが何せ時間がない。
仕方なく「焼きそば」などを店に届けた後、魚肉のほぐしを始めたのが6時半で、
ひとナベ終わらせたのが8時である。
やっとブログの記事投稿準備ができると思ったのだが、写真の整理をしたら次は犬の
世話をし、私の晩酌の支度をしていると、今度は娘から「お客さんがいなくなったから
迎えに来て」と連絡が入った。既に9時半である。
お陰でブログの記事更新は今日(23日)になってしまった。