Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

シラチャのタラートに行くと使うお寺は孔雀信仰?

ウォーキングから帰ると、2日に1回くらいはシラチャのタラートへ行くよう頼まれ、

以前は不法駐車していたのだが、最近駐車場が少し整備されたこともあり、不法駐車

しにくくなり以前のようにお寺に駐車するようになった。左が本堂で右の小さいのが

脇堂とでもいうのだろうか。講堂はここには見えないが、テントが張られているのが

集会所でありその脇にあり緑色の建物である。

いつも駐車に使っているのだが、このお寺のことは何も知らず、本堂はいつも締まって

いて中を覗いたこともなかったが、講堂はいつも人が出入りしているのでちょっと

覗いてみた。中にはやっぱり仏陀が安置されていたが、何やら見慣れないものが壁際に飾られていたので、近づいて「エーッ」と思わず声に出しそうなものが置かれていた。

何と「孔雀」をかたどった置物(?)だったのである。

これはどう見ても飾りではなく、祀っている感じである。ここではクジャク信仰がある

のだろうかと首を傾げた。白い大きなものも孔雀だが、隣の小さな緑色のも孔雀だ。

このお寺は仏教のお寺だと思っているが、ヒンドゥ―系(?)なことはないだろう。

別の日だが、偶々本堂が開いているようだったのでそちらへ回ってみた(写真一番上の

向こう側が入り口になる)。

普段は閉まっているがこの日は何か儀式があるのか、参拝客以外にお坊さんが読経を

上げていて、中に入るのは躊躇われたので近くまで行って写真だけ撮ったが、薄暗くて

よく分からなかった。

ところで、この入り口の上方を見上げて、また驚いた(というより不思議に思った)。

ここには鳥に乗った仏像が飾られていたからである。

鳥の頭部に隠れて顔はよく見えないが、両手に何かを持っているから、釈迦像ではなく

仏像であろうと思うが、このモチーフは日本にもある「孔雀明王」である。果たして

同じかどうかわからないが、仏教はインドから伝来したのだから、南回りか北回りかは

別としても、同じモチーフが見られても不思議はないと、変に納得してしまった。

そしてこちらが講堂前に植えられている沙羅の樹とその横の釈迦像で「天上゙天下唯我

独尊」を表しているポーズで、お顔は別にして何となくインドっぽいと思えてしまう。

他のお寺とちょっと違うのは、この本堂横に脇堂とでもいうのか立派なお堂がある。

そしてこの中に祀られていたのは、仏像ではなく僧侶像である。勿論私にはどういう

お坊さんたちなのか分かる由もない。

後はどこのお寺にもある(?)鐘鼓楼だが、これも結構立派である。

こちらは当たり前の火葬場であるが、やはり見栄えがいい。

ところでここだが、シラチャの旧タラートのすぐ入り口にあり、ソンテウ乗り場がある

のですぐにわかるのだが、グーグルマップで調べなくてもすぐにわかる。

上の地図で赤枠で囲ったお寺であるが、私が勝手に気になっていることだが、お寺の

名前が「ワット・シーマハラチャ」とあり、マハラチャとは何となくヒンドゥ―っぽく

聞こえるのである。