タラートへ買い出しに行くときは私は単にアッシー君で、入り口でミヤさんと娘を
降ろすと駐車場探しで、入り口近くより出口近くの方が大概停められることが多い。
駐車ができたらミヤさんに電話をし、どのあたりに停めたと連絡したら、後はトイレ
なり自分の買い物なりで待つ以外やることがない。
時間を持て余して腹の足しになるカオニヤウと豚の串焼きを買い、ブラブラ見て回って
いて果物売り場の店先で、ブアヒマを見つけた。
ブアヒマに出会うのは1年半以上にもなり、早速2個ばかり買って車に戻る。
家に帰って早速食べる支度を始める。これにお目に掛ったのは1年半も前になるが、
その時はブアヒマなどなんだかわからなかったが、サツマイモみたいだが皮を剥いて
口にするとシャキシャキと歯触りもよく、ナシのようにほのかに甘い味がなんとも言え
なかったのを思い出す。
買ってきたのがこちらで、見た目はもうサツマイモそっくりである。
包みには雪蓮果と書かれているがこれは中国名で、和名はなく日本では「ヤーコン」と
呼ばれているアンデス原産の根菜である。日本では1980年代にニュージーランドから
入ってきたようで、今では各地で栽培されているらしい。
中国名のラベルが貼られているが、タイでは北のチェンマイやらチェンライなどで栽培
されているようである。収穫したものをそのまま包装したらしく、土がこびりついて
いて洗って薄皮を剥くとこんな感じだ。
薄皮を剥くとさらに大根のような皮があり、それをさらに剥くと薄黄色の本体が出て
くるが、本当に瑞々しく持つ手に水分がしたたり落ちるほどである。
私は娘から教わったように薄皮と次の白い部分を取り除いたが、インターネットの
記事では表面の薄皮だけでよさそうである。後は適当な大きさに切って食べるだけだ。
ネットで調べるといろんな食べ方があるので、機会があったらサラダやキンピラなどに
何とか挑戦してみようと思っている。
※関連記事 ナムジャイブログ : シャム湾の風に吹かれて