昨日タラートに買い出しに出かけた折、いつもならシラチャの町役場の駐車場に停める
のだが、ミヤさんが「すぐ戻るから、バイクの横でピカピカ(ハザード)を点けて
待ってて」というので、バイクの横につけて待っていた。
私の前の車もハザードを出して待っているのである。
左横がバイクの駐車場のため、明らかに車道に停車していることになるので、日本では
明らかに道交法違反となるはずだ。
写真手前に写っているのは私の車のエンジンフードである。
私が停めたところはロータリーに一部かかっているようなところなので、前のピック
アップが出て行ったのでそこまで進んだが、やはり同様にハザードを出してはいる
ものの、トゥクトゥクの前に停車しているため、思いっきり車線を使っているので、
横を通る車は、半分対向車線にはみ出している。
そしてこちらはバイクの駐車場に堂々と駐車しているのであるが、かくいう私も気には
するのだが何度か停めたことがある。
日本では路上駐車ができるところなど、限られているため結構気を使ったが、タイでは
知らず知らずに緩んだマナーに馴染んでしまっていた。
そんなことを考えていたら今度は三菱のSUVが、私の脇をゆっくり来たなと思ったら、
私の斜め前で停車しハザードを出した。すぐ後ろにはトゥクトゥクが迫っているし、
その後ろ(私の横)にも更に後ろにも車がいて渋滞が始まったようだが、その状況を
察したのか、SUVはそそくさと発進し町役場の駐車場に消えていった。
まあ私も褒められた停め方をしている訳じゃないから、人のことはとやかく言えない。
一旦家に戻り午後3時になってミヤさんの店に送っていったが、これは一方通行帯の
ミヤさんの店の前。
2台の車が思いっきり走行車線に停車しているが、私も黒い車の後ろに駐車したが、
ミヤさんに言わせると「店があってもちゃんと車が通れるからいい」と勝手なことを
言う。
こちらはパヤタイ病院近くのモールの前の駐車状態だが、あたかも整然としているから
問題ないかというと、やっぱり走行車線に駐車しているのである。
しかも横断歩道など何のそのである。
私も店の近くに停めるところがなく、仕方なく停めたことがあった。
私はもう日本で運転することはないが、それでも日本のマナーが頭の中にあって、
何とか人に迷惑をかけないようにと考え「日本ではな・・・。」と言うことがあるが、
ミヤさんに「いいの、ここはタイだからタイのやり方があるんだから」と言われる。
確かに「郷に入っては・・・」という言葉があるが、マナーを守ることは品格にも
拘わることだが、この緩いタイに馴染んでしまっていつか失敗しなければいいのだが。
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