Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

ナスとピーマンの味噌炒め・・・懐かしいオフクロの味④

先日買ったナスが、思いがけずマルナスの「ナスの味噌田楽」に化けて、冷蔵庫に

納まったままで萎びてしまいそうなので、夕方になって改めて「ナスとピーマンの味噌

炒め」を作り始めた。冷蔵庫のナスは、すでに萎び始めた感じである。

味噌炒めを作るのに一人で3個は多すぎるため、小さいのを1個外して2つに縦切りし、

更に横に切ってビニール袋に浅漬けの素と一緒にして揉んだのち冷蔵庫へ。

さていよいよ調理開始であるが、最初は調味料の味付けであるがこれは至って簡単で、

頭の中にあるものを2・2・2・100で混ぜ合わせるだけ。即ち味噌大さじ2

砂糖大さじ2・味醂大さじ2・水100ccを混ぜておけばいいのである。

野菜を準備し、ナスから調理を開始する。

なすはヘタを切って縦に切ったら、一口サイズの厚さに切ってアクだしのために水に

浸けておく。

次はピーマンにしたかったのだが、どういうわけかどこへ行ってもピーマンは手に

入らずパプリカしかなく、一人分ではちょっと大きいがパプリカにした。

ヘタを取り種を取って縦に1/4に切って更に横にカットする。この辺りはもういい

加減と言うか適当である。

最後は唐辛子だが好みで私は3個準備したが、ちょっと多いかもしれない。唐辛子を

細かくカットする。

いよいよ調理開始で、フライパンに油を敷き、ナスを十分に水気を切って炒める。

油が浸み込みはじゅめた感じになったらパプリカを加え、パプリカがしんなりし

始めたら味噌を溶かした調味料を加え強火で炒める。

仕上げに唐辛子を入れ、ナスの芯に熱が通った感じになったら完成である。

椀に盛り付けてさっそく食べたら旨いので、ついでに夕飯にしてしまった。味自体は

オフクロの味に近いのだが、やっぱり唐辛子3個は多すぎたようだ。

辛子のことは別にして、こういう時はやっぱりアルコールが欲しい。もうかれこれ

1か月近く晩酌を断っている。

取り敢えず懐かしいオフクロの味シリーズは、これが最後だがやっぱり体のどこかが

懐かしさを求めているのかもしれない。もうちょっと磨きを掛けようとは思うが、

悲しいかなこの味を伝授する相手がいない。