Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

路肩栽培・・・観葉植物編

我がムーバーンだが、ここに越してきたのは洪水のあった年2011年であるが、まだ

洪水前の3月であった。

下の写真はムーバーンの内側からヤーム(守衛所)を見たもので、右側の路肩に花壇が

並んでいるが、この花壇の中央にビンロウヤシが植えられていて、この10年で随分と

趣が異なった景観になってしまった。

今はもうビンロウヤシはムーバーンの中の限られた場所にしか植えられていない。

では花壇の中はと言うと、僅かばかりにヤシの名残りの切り株が顔を見せている。

下の写真の切り株がそうである。業者も抜き去るようなことをすると、花壇が台無しに

なるため、幹を伐採しただけではないかと思う。

何故せっかく植えたものを伐採したのか、その原因がこちらである。

塀の際に植えたがため、根の張り方によって塀に亀裂が走るので、大事に至る前に伐採

してしまったのである。

果樹や野菜の栽培はそんなこともあって広まったであろうが、観葉植物はそれらに

伴ってついでに広がったのではなかろうか。そのため路肩に直植えはなく殆どが鉢

植えで縁石の近くに置かれている。

こちらはハート形の赤い色をしたものを集めていらっしゃるようであるが、私は観葉

植物に関しては、興味が薄いため名前はほとんど知らない。

こちらもやはりハート形の葉や、黄色の賦の入った植物である。

観葉植物の直植えなどはなく、やはり見た目を大事にして鉢植えにしていると思える。

こちらも何となく見栄えを大事にし、ひと工夫して植えているようである。

こちらのお宅はは直植えのためか、伸び放題になっており葉が道路に飛び出していて、

一寸観葉植物っぽくなくなっている。やはりこうなる前に鉢に移すべきではないだろう

かと思うが、まあそれは余計なお節介と言うものである。

ところで下の写真に心当たりのある方はいらっしゃるだろうか? 私はこれを最初に

見たとき一体何だろうと思った。花径のようなものが伸びていて、その先端に奇妙な

塊が付いているのであるが、どう見ても小さなパイナップルみたいである。

こちらは普段食べているまだ栽培中のパイナップルで、表面の形やブツブツもそうだし

葉の形も似ていると思えた。

それでGoogleで「パイナップルの仲間」でググってみたら「花パイン」と言う名前が

出てきて、観葉植物で珍しいものではなさそうである。

私が観葉植物に興味がなかっただけの話で、そこには食べ終わったパイナップルのヘタ

を捨てないで、観葉植物として育てる方法も書いてあった。

なるほどと思ったが、私ならそんな勿体ないことをせず、食用に路肩栽培をするほうが

よっぽどいいのにと思った。