Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

「キンピラごぼう」を作る・・・懐かしいオフクロの味

ここのところタイ飯が多く、日本食に遠ざかっていてJ-Parkにはあまり行かなかった

のだが、それでも「麵つゆ」だの「焼きそばソース」だの足りなくなって、久し振りに

Max-Valueへ買い出しに出かけた。ここのところ出費が重なっているため、贅沢は

しないつもりで店内を見て回っていて、野菜売り場で89Bのゴボウを見つけた。

89Bが安いかどうかは別にして、このゴボウは輸入品それともタイ産とか考がえ

ていたのだが、ふと「そうだ久し振りにキンピラごぼうが食べたくなった」と、あらぬ

方へ思考が向いてしまい買ってしまった。

ラベルを見たのだがGOBOの文字は読めるが、それ以外はどこ産なのか読めないが、

少なくともタイ語でもゴボウと言うらしく、GOBOの上に書かれているタイ語は、

下のGOBO 200gと同じである。(赤枠内)

それでネットでググってみたらこんな記事に出くわした。(最も2005年の記事だが)

 ※関連記事 チェンマイ・田舎・新明天庵だより 「ボウ騒動」

この記事によると、2005年にはすでに日本人がチェンマイに持ち込んでいて、山岳部で

栽培が始められていたようである。

ゴボウばかりでなく、梅干しなんかも青年海外協力隊が広めたようである。

※関連記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて

   「日本の梅干し・タイの梅干し」 

http://njin0426mh.namjai.cc/e209253.html

さてゴボウがチェンマイまで行ってしまったが、肝心のキンピラの話に戻すと、どうせ

私一人では食べきれないだろうから1本半にし、あとはニンジンを加えればいい。

ゴボウの皮は包丁を立ててゴボウにあて、皮をこそぎ落とす感じで剥いていく。

ふつうは包丁の背を使うようだが、私は刃を使ってしまうためゴボウを痛めてしまうこ

とがあるが、まあとにかく皮を剥いたら後は縦に切って千切りである。

・・・で、本当はここでゴボウのアク抜きをするのだがそんなことすっかり忘れて、

醤油、味醂、砂糖、塩、水で味付けの用意をしておくのだが、この味付けもちょっと

いい加減なところがあるが、まあ結果はまあまあだ。

まずはフライパンに油を敷き、ゴボウとニンジンを入れてよく混ぜるのだが、この時

水も少し入れてニンジンがしんなりしたら、一旦火を止めて準備しておいた味付け汁を

加える。そうしてもう一度中火にしてよくかき混ぜて出来上がり。

本当は白ごまとか唐辛子なんかも入れたいところだが、我が家になかったから一味

唐辛子を振りかけて完成である。

色々挑戦してはいるが、今回のキンピラが一番オフクロの味に近かったかもしれない。

とはいえ次に作ったら同じになるかどうかわからない。