Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

カイパロー(タイの豚角煮)とカオトム(タイのおかゆ)と

ここのところミヤさんが、どういう風の吹き回しか家の食事を作るようになった。

尤もカレーソーメンを作るに忙しく、我が家の食事も思うに任せない状態で、本人も

出店に出向くときに適当に見繕って食事を摂っている始末だったが、ここのところ要領

も心得てきたのと、コンロを多用して時間に余裕が出てきたこともあって、自分の希望

するものを食べたくなったのかもしれない。

先日はパッガバオのバリエーションを作って旨いと思ったが、なぜか水・木と2日

続けて休み昨日は買い出しに出かけたものの、買ってきたのは我が家の食事の食材

らしく、帰宅すると早速外で料理を始めた。

その時は何を作ったのか気にも留めなかったのだが、娘が食事を始めて気が付いたが、

どうも「タイの豚の角煮」みたいだった。

夕方晩酌を始めようとして、そうだ豚の角煮があったと思い出し容器に盛ってつまみに

していたら、ミヤさんが「それはツマミじゃないからね」と強く言う。

そんなことお構いなしに「旨いなこれ、タイ語で何だっけ」と聞くと娘が「ムー(豚)

パロー(中華風煮物)」といったのだが、すぐに「カイ(卵)パロー」と言い直した。

豚肉が主役なのか卵の方なのかどちらでもいいのだが、私にとっては豚の角煮である。

それにJinbei 特製の白菜の漬物まで出してあるので、日本の食卓である。

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ところで、上の写真の食べかけのものが何かお判りだろうか?

実はこれタイではトウフと言っているが、口に入れて嚙んだとたんに中に染み込んだ

煮汁がじわっと出てきて、私に言わせればガンモドキそのものであった。

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娘にこれなんだと聞くとやっぱり「トーフー」とちょっと違った響きで答える。

後で気になって辞書で調べるとやっぱりトーフーであった。

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ちなみに冷蔵庫の中にあった油揚げを見たらやっぱりTOFUであるが、これを見て

「油揚げ」と読む日本人はいないだろう。

それはともかくとして、私は気が向くと稲荷ずしを作るのだが、時々娘が「パア

トーフーの寿司を作って」と頼んでくることがあるが、これで納得がいった。

重ねた下の袋が表でどう見ても「揚げ」とは読めない。そして上が袋の裏であるが

「Tofu Pouches」と書いてあるが、豆腐の袋??本当かいな。

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それではごくごく一般の普通の豆腐は何だと思って調べたら同じであった。

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豚の角煮が大きくそれてしまった。

さてそして今朝のこと。 ミヤさんは今日は屋台をやるつもりで早くに支度を始め、

私もそのつもりで野菜を切ってカノムチーンを買いに行き、帰宅すると空腹で「今日は

カノムチーンでいいや」というと「カオトム(タイのおかゆ・雑炊)がもうできている

からすぐにでも食べられるよ」と言ってくれる。

キッチンへ行って鍋を覗くと鶏肉のカオトムである。

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早速ドンブリによそってコショウを振りかけ、おいしく頂きました。

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