昨日の投稿記事の続きになるが、夕方になりいよいよ白菜漬けの仕込みを開始しだ
昨日タラートで買ってきた白菜は3個で、大きなタッパーに漬けこむ積りである。
幸いタイの白菜は日本のに比べて小さいので、下の写真の大きさで丁度いい。
タラートから帰るとすぐに、白菜の汚れたところ虫に食われたところを除き、4分割
して水洗いし日干しにした。できるだけ水分を飛ばすためである。
タ―ッパ―の底にカットした白菜6個を、上下交互に抱き合わせるようにキッチリ敷き
詰め、みじん切りにした赤唐辛子をばら撒き、更にその上に同様に6個を並べていく。
これで丁度白菜3個がタッパーに入ったことになる。
今回はこれにちょっとした工夫をしてみた。先日日本食材店へ行ったときに見つけた
ユズの粉末で、これを最初の段と一番上に振り掛けた。果たしてどんな仕上がりか
出来上がりが楽しみである。
仕上げは浅漬けの素1本(500mℓ)全部をまんべんなく掛けて終わり。
浅漬けの素ではあるが、1本全部入っているうえ、1週間以上漬けているため浅漬け
ではなく、普通の白菜漬けになる。
あとは重石代わりを乗せ、体重を掛けて押し付けできるだけ水分を絞り出すようにする
のだが、これは最初の3日間くらいは1日1回はする。
あとは冷蔵庫に寝かせておくだけ。(冷蔵庫でないと腐敗する)
一仕事済ませ次は、大切な晩酌のつまみとなるイカ大根作りである。
ダイコンは皮を剥き少し厚めに4つ切りにし、鍋に入れるがこの時水はまだ入れない。
次はイカの下拵えである。 タイにスルメイカはないためヤリイカの中サイズを使うが
ホントここまでは、どう見てもイカ大根の主役はイカに思える。
水洗いしながら背骨やワタを取り出し、頭部や口などを取り除き適当な大きさに切って
鍋に入れて水を加える。 水は大根が頭を出すくらいにしながら加える。
味付けは最近は便利なものがあるため、私はこれを使っている。
「香り白だし」と「つゆの素」であるが、注意しなければならないのは濃縮液のため、
少しづつ味見しながら加えて行かないと、入れ過ぎた場合しょっぱくて仕方ない。
加えるのは楽だが引くのは難しいのである。
大根にも熱が通り煮上がったが、すぐに下ろさず10分くらい放って置いてイカの味が
ダイコンに十分沁み込むのを待っていよいよ晩酌開始。
他にも朝の残りのイカ刺しやアジのタタキがあり、久しぶりに贅沢気分を味わう。
しかしイカ大根て主役は一体イカだろうか、味の沁み込んだ大根のどちらだろうか。
下拵えの段階ではイカが主役のような雰囲気があるが、出来上がってみると味の沁み
込んだ大根が主役に思えてくる。 どこか男と女の関係みたいだ。
【おまけ :「アオリイカの漬け丼」
余ったアオリイカの刺身は醤油にワサビをたっぷり入れ、それにイカ刺しを入れて一晩
漬けこんだ。
そして今日の朝食は「アオリイカの漬け丼」である。 旨かった。