Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

久し振りにアンシラ市場に行ってきた。

ミヤさんが売り物のバリエーションを増やしたいからということで、アンシラの

タラートへ行きたいと言ってきた。アンシラへ行くのは久しぶりだし、できればガザミ

(マングローブガニ)も買いたいので2つ返事でOKし、ウォーキングから帰って、

シャワーを浴びてから出かけた。

アンシラ市場は行き易く、スクンビットをバンセンで左折し、バンセンビーチに着い

たらロータリーを廻って、ただひたすらアンシラ目指せば知らなくても着く。

バンセンビーチの前の道は3134号で、アンシラに入ったら右手にすごく派手な

(豪華な)道教寺院が見えてきたらもうすぐである。

ここを過ぎると右手にアンシラ市場が見えてきて、道路の左手(市場の向かい)が広い

駐車場になっているので駐車の心配はいらない。

私たちが行くのはこの建物の海鮮市場なので、そんなに広いわけではなく、それぞれの

売り場が整然と並んでいるので選びやすい。 まずは小さなイカや小魚の加工物。

同様にこちらも海産物の加工食品各種だ。

こちらは生きのいいエビ。頼めば蒸してくれる。

そしてこちらは大型のエビでイセエビの仲間だろう。ロブスター(オマールエビ)で

ないことは確かで、大きなハサミを持っていないからである。ロブスターはザリガニ目

なのでハサミを持っているのである。ところで、エビは当たり外れがなさそうで、これ

だけ大きいと食いでがありそうだが、カニは「月夜のカニ」とはよく言ったもので、

大きくとも当たり外れがあるから外れた場合は「損した」と感じてしまう。

そしてこちらはまだ新しい大きなアオリイカである。「これ刺身にしたら旨いだろう」

などと思いながら、ちょっと高いので横目で見て通り過ぎる。

これはサワラと小さいのがアジだが見るだけ。

これはワタリガニである。このワタリガニの大きな奴はプーパッポンカリーにする

こともあるようだ。

ワタリガニは食べるところが少ないので私は買ったことがなく、どうしてもこちらの

大きな「マングローブガニ」へ行ってしまう。以前私はこの「マングローブガニ」を

「ガザミ」と呼んでいたが、ガザミってワタリガニを総称して呼ぶようである。

さて上記のプーパッポンカリーって、この大きなハサミを持ったカニが入ったものを

プーパッポンカリーと呼ぶものと思っていたが、どうやらそんなことはないみたいだ。

この大きなカニに見とれて立ち止まっていて、店員に勧められたが結局隣のやや小さめ

の奴(それでも上のワタリガニに比べれば大きい)を3匹550Bで買った。

シラチャのタラートでは中々出回らなくあれば700Bする。(買ったことがある)

こっちは貝類の出店で、左から「ツブガイ」「カキ」「ハマグリ」であるが、ミヤさん

はまだヒントが掴めないらしくこの前も素通り。

そしてしばらく立ち止まっていたのがこちらの「生食用カキのセット」だが、結局は

自分が食べたかったようだがここも素通り。

結局娘と何やら相談していたが、バリエーションのヒントではなく今夜のおかずに

ムール貝を買い込んだ。

売り物のバリエーションのヒントを、わざわざアンシラまで来て探すも見つからず、

結局次のバンセンのタラートへ行くことになったのだが、娘と何やら話しながら、その

前にチーンのお寺(上述の道教寺院)へ行きたいというので即OKで移動することに。

 この続きは長くなるため、次回の記事投稿にします。

※関連記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて

さて私の晩酌の友は当然カニだが、ミヤさんはカニを蒸すのを嫌がるため私の仕事だ。

そうして蒸しあがったのがこちらだが、今回は外れを掴んでしまったようで、まさに

「月夜のカニ」で中身がない(少ない)ものだった。

仕方なく中身を突っつきながら食べるのも面倒になり、残しておいて翌朝「カニ汁」に

して食べたがこれは旨かった。