先日ウォーキングを終えてグアバ(タイ語はファラン)の花が綺麗に咲いていたので
写真に撮ったのだが、若葉も目立ったのでグアバ茶を作ることを思いついた。
(花の写真は前の記事「乾季の終わりに」に掲載)
普段は家の片付けが終わるとやることがないため朝食を摂るとネットサーフィンを
始めるのだが、その日はまずシャワーを浴びサッパリしたところで、グアバ茶は前
にも作ったことがあるため、早速以前のメモを取り出し、若葉を摘み始めた。
新芽を摘んでしまうと余分な枝が出てくるし、木そのものをもっと上に延ばしたい
ため新芽を残してその下の若葉4~6枚を摘み採っていく。
水洗いを簡単にするため、葉の裏に虫がついていないか、病気のようなものはないか
注意しながら摘む。
摘み採った若葉は綺麗に水洗いして天日干しをする。
この天日干しは、葉に含まれるポリフェノールの一種であるタンニンを倍増するためだそうだ。
日本では2~3日干すようだがいつの頃をいうのか判らないが、この乾燥した暑いタイ
ではどのくらいがいいのか判らないが、ほぼ半日でカラカラになってしまう。
お茶を入れるときに思ったのだが、大きな葉では保管にも大変なので、次からはお茶の
葉サイズに刻んで適当に萎んできたら少し揉んでみようと思う。
カラカラに干上がった葉は、今度は蒸し器で蒸すのだが、これもどの程度か判らない
から我流である。
1分半くらいらしいが、そのくらいだと何も蒸されていないようなので、適当に強火に
し、2分チョット蒸してみた。
蒸しあがったら今度は水分を飛ばすために、風通しの良い日陰で 陰干しである。
ここまでで大体一日かかってしまった。
適当に陰干しした後、今度はカラ炒りである。
カラ炒りっていっても目的は香ばしさを出すためなので、炒り過ぎて煙が出始めるよう
では苦みが出たら嫌なのでこれは神経を使う。
上の写真でもわかるように、カラカラになった葉は大きいため、缶に入れて保管しよう
にもこなちゃみたになってしまうので、天日干しの時に刻んで世けばいいと思う。
さてこうして出来上がったグアバ茶を早速入れて飲んでみる。
このお茶は癖がある訳でなく、口に含んだ時に僅かに甘さがあり、のど越しの爽やかな
香りがいい感じである。
グアバ茶には生活習慣病や糖尿病予防、美白やがん予防など色々と効能があるが、私の
目的はそんな効能目当てではなく、タイで高い日本茶を買うより自給自足のちゃばを
作ることである。