Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

今日8日はロイクㇻトーン

2022年11月の月齢表で行くと今日は満月で、タイではロイクㇻトーン(灯篭流し)だ。

先日この話をミヤさんに言って「どうしようか」と尋ねたら、予想通り「面倒だし、

人込みの中へ行ってコロナを移されるのは嫌!」と断られた。

今朝はいつも通りウォーキングに出かけたのだが、公園の駐車場は出店があるため路駐

するしかないが、海岸通りも車が一杯で駐車するのに苦労した。

丁度7時に公園に入ろうとすると、入り口には既に「灯篭売り」のおばさんがいて

商売を始めていた。この灯篭はバナナの茎でできているし、飾りも生花だから海に流し

ても数日すれば溶けてなくなるので、環境には優しいのである。

駐車場の出店はまだ準備もしてないところもあるが、食べものを売る店は既に下拵えの

準備を始めているようだ。

メイン会場はもちろんステージのある場所だが、着々と準備は進んでいるようである。

上の写真で、ステージの前のテントに何か並んでいたので近づいてみたら、大きな

灯篭が飾られていたが、どれも直径が50cm以上もありそうな大きな灯篭で、とても

じゃないがバナナの茎で作ったとは思えない立派な灯篭である。

更に近づいてどんな感じか見てみるが、こんな重そうなもの流すのだろうか、それとも

会場を盛り上げるためだけの飾りなのだろうか。

この隣にあったのも立派な灯篭で、パイナップルが4個も乗っている。これを流すのは

勿体ないと思うが、それでも流すとなればパイナップルが4個も乗っていて、本当に

海面に浮くのだろうかと心配になる。

さてコースを4周(4キロ)ほど歩いたところで、桟橋をコローイまで歩いて様子を

見に行くことにした。桟橋は時計台からローイ島まで片道500mはあるから、往復で

1キロにはなる。入り口からコローイまでの両側は、既に出店でぎっしり埋まっていて

タイ飯屋は下拵えを始めていたが、すでに商売を始めている店もあった。

こちらは橋の途中にある休憩所だが、出店の人の寝場所があるらしくテントが何張か

張られている。

休憩所は2か所あるが、こっちの休憩所はタイ飯屋のテーブルと椅子が並べられて、

さながら海上レストランである。今日から11日間も商売できるとなると、場所代を

払ってもいい商売になるかもしれない。

ローイ島に到着だが、一番目についたのがこの観覧車だが、普通に見かける観覧車の

半分にも満たない小型のものだけれど、遊園地などの遊び場所のないシラチャでは

子供たちに喜ばれるだろう。

この観覧車の向かいに「お化け屋敷」らしきテントが張ってあったが、なんにも

怖そうな感じはせず、滑稽な感じすらする「お化け屋敷」である。

そのすぐ前にメリーゴーランドがあったが、やっぱり幼児目当てのような感じだ。

もうちょっと奥に進むとステージがあり広い場所が確保されていた。そういえばタイ

政府観光庁の案内に、「タイの歌手による無料コンサートが開催」とあったが、恐らく

そのステージだろうと思われる。

その囲いの入り口にこんな看板があったから、多分無料コンサート会場だろうが、場末

とは言わないがどんな歌手たちが来るのだろう。失礼だがあまり売れていない歌手なの

かもしれない。

【オマケ】

今日8日は満月で、日本では19時59分に皆既月食になるそうであるが、果してタイ

では何時から始まるのだろうか。(写真はインターネットから借用しています)

どうせ今夜はコローイにはいかないし、家にいて飲むだけですることもないので月食

でも観察するかな。

来年こそ豊作期待のマンゴーと、細やかな果物の贈り物

雨期明けと共に、塀の外のマンゴーやカヌンの樹が一斉に芽吹き始め、青々とした葉を

生い茂らせ、元気よく枝を張りだし始めた。

こちらは今年7月に枝を払ったカヌンとマンゴーで、剪定などというレベルではなく、

思いっきり枝を払った姿である。

去年の今頃一杯花芽を付けたマンゴーだったが、結局樹の勢いが強かったのか、花芽

からの樹脂が一杯出て、結実した小さな実を殆ど落としてしまい、今年はマンゴーを

10個も食べられなかった。ミヤさんに言わせると、水遣りが少なかったからだという

ことで、花芽をいっぱい出したマンゴーに毎日思いっきり水遣りをしている。

来年のソンクラーン前には食べられるといいのだが。

【ささやかな贈り物】

少しづつでもこまめに水遣りをしていると、たとえわずかでも植物は贈り物をして

くれるからありがたいものだ。

ノイナー;ノイナーが2個実を付けたのだが、先日1個が小鳥に食べられたらしく、

 残り1個になってしまったが、その内また花をつけてくれるだろう。

ラムット:まだ小さな木で初めて実を付けてくれたのがこちらだが、これもわずか1個

ばかり。小鳥に啄まれないように袋でも掛けようかと思っている。

バナナ:このバナナはレッムナンという非常に小さなバナナで、一口サイズで私の人

差し指くらいにしかならない品種であるが、普通なら2m以上に成長してから実を出す

のであるが、この株は早熟であろうかまだ1mそこそこなのだが2房ばかりの僅かな

実を付けた。

1mそこそこで実を付けたということは、この株はこれで一生を終えることになる。

【オマケ】

マラコー(パパイヤ):ある日上のノイナーの根元を見たら、小さなマラコー(パパイ

ヤ)が芽を出していた。我が家ではソムタムは食べるが、熟したマラコーは食べない

から、小鳥がどこかから種を運んできたものであろうが、こうして芽を出してくれた

のは嬉しいが、果して雄株なのか雌株なのかである。どちらにしても小鳥には感謝だ。

根を大きく張る前に、もっと日の当たるいい場所に移植してやろう。

アボガド:家の庭の片隅に、プランターを置いてあるのだが、1か月ちょっと前に何か

判らないが、卵くらいの大きな種らしい物が置いてあったのだが、知らないうちに芽を

出し小さな株に成長した。私には覚えがないため、ミヤさんに聞くと「アボガドの種を

置いといたけど、どうなるか判らない。もうちょっとしたら塀の向こう側に移す積り」

という答えが返ってきた。どんな木になるのか知らないが、これはちょっと楽しみだ。

葉を見る限り、何となく大きな木になりそうである。

やっぱり植物には水遣りは基本であり、欠かさずやっていると必ず何らかのお返しが

あるのは嬉しいことである。

シラチャのロイクラトーンは7日から

3日ほど前から健康公園の駐車場にテントが張られ、狭くて今日は外の道路に路駐して

いる車もかなり増えていた。

車を公園内の駐車場に停めて歩き始め、やぐらや飾りつけなどが広場中央にセットされ

始めたのを見て、何事かと見まわしてその理由はすぐに判明した。準備が始まった広場

には土曜日のせいか、小さな子供連れも遊んでいた。

この花の飾りのすぐわきに大きなロイクラトーンの看板が出ていた。

タイ語で書かれているが、写真と日程ですぐに分かった、シラチャだからコムローイ

(熱気球・ランタン)ではなく、海に流す灯篭にすればいいものをと思うのだが・・。

家に帰って娘に確認したら、8日が本番で7日は前夜祭みたいな感じらしい。

下記はhttps://www.thailandtravel.or.jp/news/112450/から引用したものである。

 11月8日〜18日- Ko Loi Park Bridge in Si Racha Districtで開催。

 灯篭流し、11日間にわたりタイの歌手による無料コンサートを開催 とあった。

私の家族は、今のムーバーンに引っ越してきてからはまだ2~3回しか行ってないが、

それまではイースターンタワーにいたから、毎年歩いて灯篭流しに行ったものである。

例年こんな感じで、灯篭に各自の爪を切って乗せ灯篭を流している筈だ。

※関連記事 ナムジャイブログ;シャム湾の風に吹かれて

さて1時間ほどウォーキングをした後、ペットボトルを持って海岸沿いの岩場に行って

一休みしていると、隣のベンチに老夫婦がやってきて、コーヒーを注いだりして軽食を

食べ始めたのだが、2度あることは3度あるで、私がそちらに目をやるとご主人が

微笑みながらなんとか言ってきたが、カップを持ち上げたからコーヒーでも飲むかと

言ってくれたのかもしれない。私は丁重に(タイ語では丁重にいう言葉は知らないが)

お断りしたが、タイ人て本当にすぐに親しみ会う感じの人間が多いと思う。

我々日本人は子供のころから、「見ず知らずの人に声を掛けられても、馴れ馴れしく

するものではない」と言って育てられてきたため、こういう場面ではつい一線を引く

態度が出てしまう。その点タイ人は見ず知らずでも、隣り合わせになるとすぐ打ち解け

て話始めるが、やはり大陸というか陸続きで育った違いだろうか。

そんなところに、今度は小さな子供を3人連れたお母さんがこの岩場にやってきて、

下の波打ち際に降りようとしていた。男の子2人は勇気を振り絞って飛び降りようと

するが、小さな女の子はお母さんが抱き上げて降ろす場面となり、またご主人が何とか

声を掛けていた。お母さんは何とか答えていたが4人は何事もなく下に降り楽しそうに

歩み去っていった。

一休みを終えて、家に帰ったら今年のロイクラトーンはどういう風に過ごそうかと、

ミヤさんに聞いてみようかとも思ったが、面倒くさいとか、コロナで人ごみの中に行く

なんてとんでもない、なんて答えが返ってきそうだ。娘に言えば「行こう、行こう」と

いうだろうが、結局今年も家で飲んで過ごしそうだ。

清々しい朝の健康公園・・・季節はいつの間にか乾季に

いつの間にやら季節風が吹き始め、空気も澄んで青空が広がる季節に移り替わった。

やはりと思えるのが、日本から帰って2~3日経った日だと思うが、夜半から未明に

かけて雨はちょっとしか降らなかったが、ひとしきり雷が鳴り続けていた夜があった。

その翌日から晴れ渡った気持ちのいい日が続いている。

毎朝スカパークパーク(健康公園)に行くが、歩いていても海を渡ってくる風が、

涼しくて気持ちいい。

2~3日前だったか私の横を走っていた男性が、振り向きざまにワイをしながら笑顔で「サワディー、カッㇷ゚」と言ってきたが、一瞬のことだったので誰か分からず怪訝な

顔をすると、自分の髪をつまんでハサミで切る真似をした。ああそうだとすぐに思い

出し慌てて挨拶すると、笑いながらまた走り始めて行ってしまった。私がよくいく

ムーバーン近くの床屋の御主人だったのだ。何となく気持ちが爽やかになった。

向こうを走っていく、上がピンクのシャツの男性。

この公園にはリスがたくさんいて、そのリスたちのために毎朝餌を与えている人がいる

のだが、リスもよくしたものでこのおじさんが餌を木の幹に取り付けると近くまで

寄ってくるのである。

こちらはそうして食べ物を手に入れ、木のコブに腰かけて餌を食べるリスで、この公園にはこんな身近に感じるリスが一杯いるのである。

※関連記事 ナムジャイブログ: シャム湾の風に吹かれて

さてこの健康公園には、ジョギングやウォーキングの他にも運動器具を使いに来る人や

ダンスサークルの人たちも毎朝来ているが、偶に顔を出す2人組がいるのだが、ダンス

サークルの人たちが帰った後の八角堂で練習を始めるのだが、結構ハードな練習だ。

右の黄色いシャツを着た女性だが、近くを歩いていても気合が聞こえてきて、

「ハーッ」の後続けざまに、男性の構えるミットを蹴る音が「パンッ、パンッ」と連続

して聞こえるが、いわゆる「2段蹴り」であろう。そうムエタイの練習のようだ。

でもこの若い女性ムエタイの選手だろうか、まだ二十歳そこそこのようである。

ところでここ一ヶ月くらい前から、コ・ローイ(ローイ島)再開発の看板が立てられて

いるのだが、空中歩道のようなものができるようである。

こちらはコ・ローイへの桟橋たもとの看板で、写真が主であまり具体性は感じられ

ない。

こっちは公園内の看板の一部であるが、説明もあるが生憎とタイ語表記だけなので

さっぱりわからないが、CGで作成した画像から察するに、空中遊歩道みたいなものと

カフェらしき写真が掲載されている。

はてさていつ頃を目標としているのか判らないが、工事は既に着工されているようだ。

そして今朝のこと、一時間(5キロ)歩いて一休みしようと、談笑している女性の脇を

通り過ぎようとしたところいきなり「サワディー、カ~」と声を掛けられた。驚いて

そちらを向くと「家は同じムーバーンでSoi7だ」と笑顔で話しかけてくれた。

季節は乾季入りしていて暑くもなく、2~3日前に床屋の御主人に挨拶されたばかりで

あり、何か爽やかな気持ちのいい日になった。

スマホを買い替えた。

昨日のこと突然、ミヤさんが「ピーノ、携帯が使えなくなっちゃったけど、買うしか

ないけどどうしよう」と言い始めた。どうしようと言われても、こればっかりはどう

しようもない。一旦電源を切り、再度SWを入れても娘がどういじってみても、画面は

ウンでもスンでもなく反応がなく、結局使用不可になってしまった。タイソーメンの

受注もできなくなって早急に買いに行くことになったが、ミヤさん曰く「ピーノのも

一緒に買ったので、そっちのも以前は買い換えたいって言ってたから、この際一緒に

買い替えよう」と言い出した。「馬鹿言うな、そんな金どこにある、どうせ俺が支払う

しかないんだろう」と一度は断ったが、取り敢えずロビンソンで探すことになった。

色々と探したが、結局iPhoneのアプリのマークになじんでいるので、以前選んだDtacで

iPhoneを探すことにした。

色々と新しい機種を進められたが、こちとらそんなに余分な金があるわけではなく、

ミヤさんには内緒だが実家の整理に行ったとき、荷物は海外発送するつもりだったが、

自分の物は殆ど処分して、スーツケース1個にまとめて自力で運んだため、海外発送分

のお金が浮いていたので、それを使うことにして結局私のも買い替えることにした。

契約や機種の説明だが、私が説明を受けてもチンプンカンプンのため、娘に全て

お任せで後で家で娘からレクチャーを受けたが、結局は設定から何から娘が

セッティングである。

右の小さな方が今まで使用していたiPhone6で、左側の一回り大きな方が新しく

購入したiPhone12である。

機種が新しくなったのはいいが、番号も変えなければならずこれが厄介だった。

ミヤさんは古い番号をそのまま使用できるが、私のはだめでそのために友人知人に

電話をかけまくって新しい番号に変えてもらったが、銀行の登録No.も変更しなければ

ならず、それはきょう午前中に行って変更してもらった。

娘からこれが便利とか、あゝすると楽だとか色々レクチャーされたが、一度に沢山

教えられても年寄りには頭に入りきらない。とにかくまずは慣れることからである。

髪は長~~い友達。

「兄貴、DHLからメールが来て、今日(27日)名古屋で荷を受領して、提携会社に

送ったという連絡だったので、今日中には届くと思う、ありがとう。荷が付いたら

又 連絡を入れるわ。」と言ってきた。その後何も言ってはこなかったが、夜7時半ころ

「9時まで玄関の灯りをつけていたが来なかった、多分明日だな」という連絡が来た。

娘が翌28日に確認すると、提携先から8時半に荷が出発したとのことで、ならばお昼頃

には届くだろうと思っていたら、昼過ぎに「佐川急便が荷物を持ってきた。ありがとう

ありがとう」と言って喜んでいた。

実は、先週実家に帰って持ち帰る荷物を整理している折、弟が神妙な顔をして「兄貴

前は結構薄毛になっちゃったと思ってたけんど、随分と毛が増えたみたいじゃんかい」

「育毛剤じゃないけど、ニッツが育毛シャンプーを探してきて、それを使っていたら

増えたが、半年くらい掛ったかな~、化学成分はないみたいで、植物成分みたいだ」

と答えると「ぜひそれを買って送ってくんねーか」という次第で、帰タイしてから

ミヤさんに話して、早速送ってやった後の、荷物の移動のやり取りである。

下の写真は2017年(5年前)の写真で、このころは相当薄くなっていて、この頃から

件の育毛シャンプーを使い始めたのである。(これはロックの献血の写真)

そしてこちらが今日(29日)現在の写真で、もうすでに2年程は育毛シャンプーの

お世話にはなっていない。

さて肝心の育毛シャンプーであるが、ミヤさんが手に入れたのは26日の午前中で、

シャンプー4本・ローション1本を梱包して午後には健康公園向かいにある郵便局へ

持ち込んだのだが、郵便局ではシャンプーは送れないがDHLでは送れるみたいだ」と

いうことで、近くのDHLに持ち込んで手続きをしてもらった。シャンプーの値段より

送料の方が高くついたが、合計しても10,000B以下で済んだ。こちらがそのシャンプー

である。

話は一寸変わるが、もう十数年前になるがその頃は髪の毛が抜けて仕方なく、風呂に

入ると髪がかなり落ちていたからか、日本に帰るたびにお袋から「アンタ、外出する

ときは帽子を被った方がいいよ。紫外線は頭の皮膚には良くないみたいだよ」と、

くどく言われたものである。そんなことで、別に趣味でではないけれど、帽子が結構

集まってしまった。もう使っていないものやニット帽など含めて他にも数あるが、

結局帽子がいくらあっても頭は一つ とはいえ、「髪は長~~い友達」大切にしな

くっちゃ。

その後日本の夜7時頃になって、また電話がかかってきた。今度は使い方をレクチャー

してくれとのこと。まあ言葉の端々からは嬉しさが伝わって来てよかった。よかった。

一時帰国して実家の整理・・・タイに戻る

前日(20日)に片付けの全てを完了し、スーツケース1個に全て納め、何とか28㎏に

収めることができたが、キャスター付きとはいえ右腕が未だ完治していない私には、

28㎏というのは負担が大きいが限度内であるから仕方ない。

明けて21日は、オフクロの墓参りや友人やオバたちに挨拶がある。

まずはオフクロの墓参りからだが、葬式の後納骨やらなにやら全て弟に任せたままで、

墓がどんになっているのかも知らないし、もう私も74歳で右目は霞んでいるうえ血圧も

高いと来ているから、下手をすると今回が最後になることもある。墓は本家の隣に弟の

名で建てられていて、実家とは離れた芝川にある。

母の妹に当たる叔母たちも、それぞれ家にいて「上がっていけ」と言ってくれたが、

まだ片付けが残っているという口実で断り、最後に高校からの親友で社会人になっても

つるんで遊び歩いていたBの所へ挨拶に行った。

彼の家にはちょくちょく遊びに行き、彼がいない時でも親爺さんが私の相手をしてくれ

一緒に飲んだものである。

この写真は高校2年の時の体育祭の時に撮ったもの(右が私)。別れ際タイに行った

ことがないから機会を作って、私の弟と一緒に行くからと言ってくれた。

さて残るは家への土産だが、クロネコヤマトを使っての配送を諦めたため、大幅に出費

を抑えることができたからいいものの、息子も娘もいい大人になっているため、下手な

ものは変えないから、イーオンのモールへ行って香水やら時計を購入した。

途中で面白いものを見つけたのだが、弟はあまり関心がないようなので、サーッと見た

だけだが気になったのがこちら。石ノ森章太郎の「サイボーグ009」の画で、

495,000の値が付いていた(展示即売会)

一方こちらはアールヌーボーの巨匠アルフォンス・ミュシャの画だがどういうわけか

上の物に比べてずっと安い260,000だというが、それは別としてゆっくり見たかった。

帰りに遅い昼食を摂って実家に戻り荷物を車に積み込み、最後に実家と富士山の写真を

撮影してホテルに送ってもらう。

【富士山】いつもなら既に雪を被った姿が見えるのだが、今年は暖かい日が続いたから

 雪のない富士山で、実際私も2日間下着の上にジャケットを着て過ごしたほどだ。

【住む人間がいなくなった実家】

 もうここには戻ることができないと思うと、一抹の寂しさがこみ上げる。このまま

誰かに買われるのか、それとも壊されて更地になるのか。

ホテルに送ってもらって、部屋で一杯やってユックリ風呂に浸かり、寝すぎないように

アラームをセットしてベッドに。

明けて22日6時に下に降りて朝食を摂り、6時半にはチェックインして「新富士駅」まで

送ってもらい新幹線に乗り込み、9時半ころには成田空港に到着。

そのままTGのチェックインカウンターに向かってチェックインして、12:00発の

飛行機で帰タイした。

帰りは行きとはうって変わり順調で、せっかく準備した「陰性証明」は使わなかった。

空港には、行きと同じで全員が出迎えである。

途中J-Parkによって夕飯の買い物をしたため、家に着いたのは7:00過ぎとなるが、

荷造りの苦労の話をしながらスーツケースを開けると、娘がキャーとか言いながら

羽織を着始めたが、ミヤさんに言わせると何も加工しなくても、このまま着られると

言って喜んでいた。しかしいくら物がいい「総絞りの羽織」でもこれでは形無しだが、

350円で売られるよりは、こうして喜んでもらえて着られるならいいかもしれない。

さて翌日だが、またJ-parkへ行く用事ができたのだが、今度はミヤさんが別の羽織を

出してきてこれで行くとのこと。

ここまでならまだいいのだが、昼過ぎに息子が帰ると言い出し、ミヤさんに「着物を

一枚持って行っていいか」と聞いていた。どうするか見ていたら自分が着ると言って

帰っていった。息子は伊達者だったかと呆れるが、これこそ「マイペンライ」である。

さてこれで実家の片付けに関わることは完了であるが、一時帰国に関わる事案がまだ

片付いていないのだ。帰国の届け出をイミグレに報告しなければならないが、これは

私の義務ではなく、家主のミヤさんの義務なのである。3年前はこの届出を5日ほど遅れ

800Bの罰金を払った。

報告はシラチャのイミグレで、建屋の裏にある6番窓口である。

準備したのは私のパスポートであるが、中に入ると私のタビアンバーン(住居登録)も

一緒だと言われ、急ぎ取りに戻るが家に戻ったところへミヤさんから追っかけの電話で

「航空チケットも持ってくるように」と言われたが、そんな使用済みのチケットなど

残っているはずがなく焦ったが、車に乗ってふと車の屑籠にチケット購入時の領収書を

捨てたことを思い出し、それを漁って取り出し間に合わせた。

【タビアンバーン】

 タイ人は紺色の表紙だが、私は外人のため黄色である。

 たまたま私は申請して持っているが、ほかの人はどうするのだろうか。

【エアチケット購入領収書】

ゴミ箱にあったものだからしわくちゃだが致し方ないこれを提出。

【タイ帰国届出受領証】

 実際に日本へ予行したのは私だが、イミグレに対し帰国届出は家主となる、

今回は罰金はなくあっけなく終了。

【オマケ】

この日(25日)弟からメールがあり、前日夜から冷え込んで富士山は真っ白になり、

気温が9度で寒くてしょうがない。早く帰ってよかった、とあった。写真正面が実家。