Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

ミヤさんの料理「カオカーム―」

いつもの年ならもうこの時期は雨期も明けていると思うのだが、どういうわけか今年は

まだ雨期が明けていないようなハッキリしない日が続いているが、一週間くらい前に

朝からすごい雷が鳴った日があったが、あの日当たりに雨期明けしたのではないのか?

とは思ってみても、この2~3日朝から曇っていて雨模様の日が続いている。

昨日はミヤさんが朝からコンロに炭を入れて火を起こしていたが、何か思いついた

ようで何やら大鍋で煮込み始めたが、大きな骨付きの「豚のすね肉」だったから、

どうやらカオカームー(豚のすね肉や足の甘辛煮)じゃないだろうか? だとすると

御馳走にありつけそうだが、どうやら時間が掛かりそうである。 以前息子の

嫁さんが、実家からもらってきたと言って、豚足の煮込んだ奴を温めてくれたことが

あったが、あれは実に旨かったので、ミヤさんに豚足はあるのか確認したら、にべも

なく「そんなのない」と否定された。

暫く外で煮込んでいたが、漸く肉に味が染みわたり柔らかくなり食べ頃になったのか、

煮汁を別の鍋に移して運んできた。

写真では判らないが、これ表面は皮のため細かい毛が生えているので、ピンセットで

その毛を抜くようであるが、なんとも手のかかる作業である。外のタイレストランで

食べる時も同様にやっているのか聞いたのだが、多分やっていないと思うとのこと。

もしかしたら毛は、ライターなんかで焼いているのかもしれない。

綺麗に毛を抜いた後に、今度は肉を骨からとる作業だが、タップリ煮込んであり簡単に

剥ぎ取っていく。下の写真は骨とくず肉であるが、向こうに綺麗にはぎ取った肉が盛り

付けてある。

粗方整理出来たところでミヤさんが、「お腹すいてるなら準備するから」というので、

「腹を空かして待ってた」というと、綺麗に盛り付けしてくれたのがこちらである。

煮汁を肉に適当にかけてと言われた。

1週間くらい前にカオマンガイを作ってくれたが、それと比べてどう?と聞かれたが、

料理自体が違うので好みの問題になるから答えられない、と言うと「じゃあどっちが

好きかと聞かれたが、「それならカオカーム―だ」というと「だろうね」と言う。

そんなら聞くことないだろうと思う。この甘辛煮の味付けはどうも義母譲りの味付け

みたいである。

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