Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

これが最後か、車で洞窟寺院への旅行

一昨日のこと家の雑用も済ませ各々が適当に時間を潰していると、何やら相談を始めた

ミヤさんと娘だが何かの動画を見ていたらしく、ミヤさんが急にそばに寄ってきて

「ピーノ、これが最後になるかもしれないけど、明日ラヨーンのお寺に行こう」といつ

もの如く唐突に言い出した。「最後になる」というのは2~3日前、今月12日は私の

誕生日だが今の免許証の更新日となるのだが、目の状態が極めて悪く、恐らく今年中に

運転ができない状態になりそうなので、今回の免許の更新は諦めると言ってあったから

ミヤさんも諦めたのだろう。(私が免許停止しても、ミヤさんが免許があり問題なし)

まあそれはともかく、シラチャから1時間半くらいの洞窟のお寺だと言っていたが、

そんなところ私が知るはずもなく、とにかく下調べだけはしてもらって、水曜(9日)

8時半頃出かけることにした。さて明けて当日、娘にGoogle Mapを見せてもらって見当

を付けて車を走らせるが、パタナゴルフ場の脇を通って南東方向に進めとのこと。

場所的にはラヨーンの置くというより、チョンブリとラヨーンの県境に近いところの

ようだから、そんなに遠くもなさそうである。途中のGSでトイレ休憩を兼ねて遅い朝食

を摂って腹ごしらえをする。

いつものことながら言われるままに進むと人家もまばらになってきて、小高い山があっ

たり雑木林が近くにある人家もまばらなところに到着した。ミヤさんは「ここ、ここ」

と言って左前方を指さすのでそちらを見ると、結構大きな金色の仏像が鎮座していた。

確かに動画に出てきたところだと思いながら車から出るが、ここにはあちこちに猿が

たむろしている。うっかり食べ物を持っていたり視線を合わせると襲われることがある

から気を付け乍ら下車する。娘が車を見ていたら一匹の猿が荷台に飛び乗って行ったが

荷台には何も置いてなくてよかった。

さて洞窟だが、上の写真のナーガ(蛇神)の腹の下を通り抜けると更に像の置き物が

あって、その下をくぐっていくと洞窟の中に行くことができる、

洞窟の中は思ったより光があって、頭をぶつけたり足元が暗くて困るようなことはなく

結構安心して前に進める。こちらは洞窟に入ってすぐの右手にあった仏像。

ミヤさんと娘がお祈りを始めたので、私も一緒にお祈りを始める。何も寄付するものは

持ってこなかったが、お参りをして徳を積むことも立派なタンブンなのである。

そしてこの筋向いに鎮座しているお坊さんの像があったが、このお坊さんがここを開い

たのだろうか?なんか説明書きがあったが、タイ語で書かれていたから私には意味不明

だが、暗がりの僅かな光に照らされたお坊さんはやけに神々しく見える。

更に進むと今度はエメラルドの仏像が現れた。樹脂だろうがこれがこちらの御本尊だろ

うか?どうもご本尊の位置付けがよく分からないが、取り敢えずミヤさんたちと同様に

行動していれば、ご本尊かどうかはどうでも問題ないだろう。

さらに奥へと進むも、畳一畳くらいの平らな台盤のようなものがあり、その近くに一寸

小さめの仏像が安置されていたが、感じとしては先ほどの緑の仏像の方が脇侍もいて

立派であった。

さてこの洞窟の拝観するものなどはここで終わりらしく、この先は反対側出口に通じて

いる感じで。娘が先に行ったが何もないらしく引き返してきた。

これでおしまいかと思っていたら、娘が珍しく「パア、二人の写真撮るからと言って

携帯を持っていき写真を撮ってくれた。(ミヤさんは最初拒んだが)

これで終わりかと思い引き返し始めると、途中に横に行く通路がありそちらに向かう。

たいして大きな(広いが)洞窟ではなくすぐに広い場所に出たが、中庭のようになって

いるのだが、上を見ると空が広がっていた。どうやらここは昔は洞窟の横道がったのだ

ろうが、天井の岩や土が落下してできた場所のようである。そしてここに仏像を設置

したようだ。

ここが最後の見学場所なのかもしれないと思いながら、ほかに見るところがないか

見回しているともうこれで終わりのようだが、娘はなぜか楽しそうにしていた。

ところでこの洞窟寺院だが、今は雨期だが雨が少なく問題ないが、これが洪水になる

くらいになった時は、この中へはボートで入って参観するようになるらしい。

※ 参考ブログ かかしバンコク独歩  ~バンコク半径2時間の旅~

   「小舟で向かうは桃源郷ワットタムカオプラトゥム@ラヨーン