今年は何か知らない内に乾季入りしたような感じで、午後になると曇り空になり夜に
なり雨が降って、朝晴れているという天気が続いている。ではまだ雨期かと言うとそう
ではなく、季節はやっぱり確実に涼しくなっており、隣の空き地のススキも立派に白い
穂を見せていて、とうに雨期明けしており、日本で言えばいつの間にか秋を感じる季節
になっている感じである。
そんな昨日娘は朝から外出して家におらず、私は自分の洗濯をして家の中で一休みして
いたのだが、外で庭いじりしていると思ったミヤさんだが、なかなか終わりそうになく
私も空腹になって来たので、何をしているのか確かめに外に出たのだが見当たらない
ので、塀の外まで出てみると、マンゴーの払った枝がまとめておいてあり、ミヤさんが
塀の上に登って剪定をしていた。こちらが払った枝で、かなり太いところも払ったよう
であり、まとめると思ってもちょっと大変な量である。
ミヤさんはと言うと塀の上で悪戦苦闘である。何せ相手がマンゴーの樹だから、モツ
デーン(赤アリ)が群れているので、一寸油断すると体のあちこちを食いつかれるので
あるから、一寸も油断できない。とはいえ、大きな高所用のノコギリを持っての作業
だから、油断はできないと言っても作業中に咬まれたら我慢して堪えるしかない。
ノコギリと言うのは私が買ったわけではなく、ミヤさんがネット販売で買ったようで、
2m一寸延長できるようなも のだが、余計なことは言わないに越したことはなく、まあ
とにかく一生懸命やっているから、私がとやかく言ってへそを曲げられるより、気持ち
よく作業してもらった方が私も楽なので、余計なことには触らない方が祟りなしで済む
のである。こちらがミヤさんが買ったノコである。
私も使ったことはあるが、刃が手元になくずっと先の方にあって使い難くてしょうが
ないが文句は言えない。それでも効率は悪いが高いところも何とか処理したようで、
結構な量を剪定し見映えもよくなった。
最近は私も年を取ったせいか、目は霞んできているし、力仕事も身に応えるしで、
ミヤさんも娘もあまり体に負担になるようなことは言わなくなり、結構私の負担は軽く
なってきているが、そうは言ってもまだ無理は効くので年寄り扱いはしてほしくない。