Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

雨季の終わりに・・・カオニヤゥ・ムーヤーンをつまみに昼間から一杯

明け方の気温が少し下がったようで、気持ちのいい朝が迎えられるのだが、やっぱり

まだ雨季明けはもう少し先だろう。季節風が吹き始めたようだが、空模様は

乾季が近づいている感じはするのだが、まだ1週間くらい先だろう。

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さてミヤさんの先週の売り上げは芳しくなかったようで、少し疲れたからと言って

2日休むことにしたそうだ。 そんなわけで月曜はのんびりしていたが、昼近くなって

初めてのタラートへ行くから一緒に行ってと言われ、グーグルマップを頼りに行った

のだが、なんのことはない、セントポールコンベント校の前の道をまっすぐ行って、

331号バイパスを突っ切って進み、突き当りを左折してすぐに右折し、サハパット工業

団地を抜けてまっすぐ行き、突き当りを右折して1kmくらい行った左側にあった。

確かにここはシラチャのタラートなんかに比べて、規模が全然違うし物も豊富である。

この日は様子だけとはいえ、ミヤさんが店で使う野菜などを仕入れて早々に引き上げて

きたのだが、シラチャで仕入れるより安いとのこと。

なんて名のタラートだと聞くと「タラートラッタナゴーン」だそうだが探せなかった。

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夕方晩酌していると、「あそこは深夜12時には開いて1時から売り出すとか言ってた

から行きたいけど、その時間に移動できないから、明日(火曜)早くいきたい」と

言われ、昨日は7時には起き出してミヤさんと2人で出かけた。

昨日は多少店に関係するものも買ったが、ほとんど我が家で消費するものばかりだ。

家に帰るころには娘も起きていて、早速食事の支度開始。

まずはカオニヤゥを蒸し始め出したが、迂闊にもこんなものが我が家にあるとは思って

もいなかった。

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並行して今度は娘に何か指示しながら、カイパーロー(ムーパーロー豚角煮)を作り

始めたようでまだ下拵えの段階のようである。

この段階ではまだ味付けまで入っていないようであくまで下拵え。

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やがて大鍋に水を入れ、中華鍋のものを足しながら味付けしながら、揚げ豆腐なども

追加していく。 これは先日紹介したタイ語でいうトーフーだ。

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そのうち娘が小さな袋のものを入れたが何だろう、と思って袋のにおいをかいだら

懐かしい香りがした。シナモンである。

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このスティック状のものを3本くらい入れたのだが、このシナモンの香りが私は

好きで、いつもニッキを思い出す。

ニッキと言えば「八つ橋」にも使っているが、子供のころ近くの浅間神社のお祭りで、

よくニッキ棒を買ってしゃぶったことを思い出す。

ところでニッキは「根」であるが、シナモンは「樹皮」だそうである。

下の写真で中央部に写っているいる棒状のものがシナモンである。

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こうやって味が染み込むまで煮詰めて出来上がりだが、そうこうしている内に串を

出してきて何か始めた。

一体今度は何をしようというのか、豚肉を大きめに切って味付けし串にさし始めたので

「今度はいったい何をやるんだ」と聞くと、「ムーヤーン(豚の串焼き)を作る」

そうだ。

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ということはカオニヤオ・ムーヤーンか豚角煮で昼飯ということであり、呑兵衛の私に

はおあつらえ向きのつまみができたことになる。  さてどんなお手並みかと見て

いるとただ焼くだけではなく、焼き鳥と同様火加減を調節しながら串にタレを刷毛で

塗っていた。とってもいい感じであるが、どうもミヤさんの指示のようだ。

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まあ今日はミヤさんの休日だからこんな馳走までしてくれたのだろうが、私にとっても

休日なのである。

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私は「昼間だけどこれは久しぶりに一杯やりたくなってしまった。今から飲む。」と

言って家に入りウィスキーをグラスに注いで飲み始めた。

間もなくミヤさんが入ってきて「ピーノ、いい加減にしなさいよ!」と言いながらも、

それ以上は何も言わずまた出て行ったが、それは今日はいいかということだろうと解釈

して飲み続け、そのあと眠くなって昼寝時間に突入。

目覚めたのは5時ころだったが、さて今度は晩酌をどうするかである。

これ以上飲んだらミヤさんも黙ってはいまい、と思いながらウィスキーを探すも、どう

やら隠してしまったらしい。私のものであるにも拘らず。