Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

久し振りにサメ-サンへ行く・・・お寺参り

金曜の夜に息子がまた帰って来たので、娘も喜んでいて「パア明日はピーケンと一緒に

サメ-サンのお寺に行こう」と誘ってきた。どこかに行こうではなく具体的にサメ-

サンというからには、前もって話しているようだが、そんな細かいことをとやかく

言っても仕方ないので気軽にOKと言っておいた。サメ-サンと言えば、5~6年前まで

月に一度は釣りに行っていたところで本当に久しぶりだが、有名なお寺があったとは

思えなく、たいして期待もしていなかった。さて翌日土曜は目覚ましで7時少し前には

起床し、犬たちの面倒やら家のゴミ捨てなどを手早く終わらせ、8時頃には家を出る。 

我が家から高速7号は近くで、暫く側道を走って本線に合流しウタパオ方面に向かう。

ウタパオに向かうには331号を使った方が行き易いのだが、我が家から331号に乗る方が

難しいので息子に一任である。高速ではガイドに沿って進む。

スクンビット(3号線)に合流したら軍港方面に向かう(右折)が、すぐにサメ-サン

港方向に左折し、一般道に入る。

一般道だがタラートがあり土日は観光客が土産物を買うため結構混んでいるが、5年前

に比べると随分と家も車も多くなっている気がする。

とにかく港を目指し進んで、港へ出る手前を右折すれば目指すお寺「ワット チョーン

サメ-サン」に行きつく。下の地図で、赤の経路は5年前に釣行で通った経路である。

いくら釣りが早い時間からと言っても、こんなすぐ近くにあったにも関わらず知ら

なかったとは、なんとも釣りバカの極みかもしれないが、それにしてもグループの人間

ばかりか、運転手も知らなかったとはちょっと呆れる。櫛の刃のように海に付き出て

いるのが桟橋である。

お寺のすぐ前はこんな感じである。正面の白い建物がお寺(本堂?)で車が並んでいる

ところが駐車場である。

さてお参りしようと車外に出るが、タイのお寺っていったいどこから見るのが本当

なのか、経路など示されていないのでさっぱりわからないが、人が多く集まっている

あたりから回り始める。とはいえタイのお寺って、本当に訳の分からないものまで

飾っているのは笑ってしまうが、これは何だろうと思う。

そうしてまずは本堂に寄ってご本尊にお参りとは思うが、いつものことでミヤさんと

娘は既に始めている。息子も私と同じでミヤさんたちに先を越されて、どうしたら

いいのか迷っている様子。私は遅ればせながら娘の横に座って、簡単にお祈りを済ませ

おしまいである。

ご本尊にお参りした私は、一足早くすぐ隣のちょっと細長い建物の中を見て歩いた。

そこには普通のお寺では曜日ごとに、立像・涅槃像・座像などが祀られているのだが、

ここには動物の背に坐した、白い塑像が祀られており、そのどれもが半裸と言おうか

最小限の下着を纏った、男神女神たちのとてもセクシーな神々だったが初めて見た。

そのすぐ隣に進むと、

ここではお参りしているミヤさんと娘がいたが、どうやら白いセクシーな仏像は後回し

みたいで、何か説明書きされているところでお参りしていた。その向こうには大きな口

を開けたヤク像みたいだが、観光客はここから入るのではなくここは出口のようだ。

ここも細長い建物で、裏側に回ってみると同じような形をしたヤク像らしき作りで。

同様に大きな口を開けているが、こちら側が入り口のようだ。

ミヤさんと娘はさっさと中に入って行ったので、私も息子と連れ立って後に続くが、

中は普通の部屋になっていて、部屋の中央に丸い大きな球体が飾られており、向こう側

には遊行僧や仏像が飾られていた。ミヤさんは待っていたが、どうやらここでは自分の

誕生曜日にお参りするみたいで、私も言われたところでお祈りしたが、こういう所で

格好つけてお祈りしたところで、どうしていいか分からず日本風になってしまう。

ミヤさんと娘はセクシーな神々を見て回っていたが、私は既にお参り済みのため飛ばし

て出口に向かうが、やっぱり訳が分からない像が立ち並んでいる。

これで一応ワット チョーン サメ-サンの拝観は終了である。これで本日は終了と

思ったのだが、これからまたパタヤのお寺へ行くというが、行くのはいいがその前に、

空腹を何とかしたいと思ったら、息子が「キンカーオ ゴーン(食事が先だ)」と

言ってタイ飯屋を探し始めた。ミヤさんたちはクイティアウを頼むが、私と息子は米が

食べたくてパックガバオ(ガバオライス)を注文する。挽肉ではない肉で旨かった。

腹ごしらえできたら元気が出てはきたが、気分的にはお寺はもう結構という感じだが、

とにかく文句は言わず従った。331号をシラチャ方向に向かうが、途中から左折して

パタヤ方向に向かうが。どうも通ったことがある道だと思ったら、「ワットカオシー

チャン」(大きな岩山に線画で書かれた大仏絵がある」の脇を抜けて、パタヤに向かっ

たようである。

どうやらここは素通りで、3号(スクンビット)に出る前に右折したが、私にはこれ

以上は報告できないので任せるしかなかったが、横道にそれてすぐに目的地に着いた。

取り敢えず降りるだけはしたが、積極的に拝観はしなかったが写真撮影もいい加減で

大したものはないが、見せられるのはこの1枚だけである。

ここ暫くお寺参りはなかったが。ミヤさんが何を考えているか知らないが。これから

月に一回くらいはタンブンに行きたいなどと言い出した、少しくらいは付き合えるが

ほどほどにしてもらいたいものである。

※参考記事 ナムジャイブログ シャム湾の風に吹かれて