Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

ラヨーンのピンクのお寺「ボートシーチョンプーガランナーㇺ」へ行ってきた。

ここのところお寺に行く機会が増えたが、タンブンに行くわけでもなくマシテ信心から

お参りに行くなどというのでもないが、どちらかというと娘が珍しいお寺を探しては

行きたいと言い始め、ミヤさんがそれに同調するという感じで機会が増えている。

先日もKoy(ビーグルで我が家にいるが、息子が飼い主)をラヨーンまで迎えに行く

用事があったが、ついでだからピンクのお寺に行こうという話になり、こういう所だと

私に画像を送って来た。画像を送られたところで行ったこともなく、ミヤさんがGoogle

マップでナビを使っていくことになった。シラチャから高速道路(7号)をラヨーンを

目指して行くのだが、とてもじゃないが一人では行けたものではなかった。

結局36号からあっちへ行けこっちへ行けという指示に従って、どこをどう走ったかよく

分からないが、マップで見ると、こんな感じだが周囲は何もない田舎であるが、以前

勤務していたPluakdaeng郡の近くの様であった。

そろそろ近いといったところで周囲に目立つものは何もなく、道端にいたおばさんに

尋ねると、言われた通りに進むと雑木林があり、それを左折すると上の写真の景色が

すぐに目に入って来た。これは上の写真の向こう側に立っていた3頭の象で、池の

中央に見えるのがピンクのお寺だ。

車を降りてこのピンクのお寺(本堂?)の前に来ると、入り口の左右に大きな2体の

仏像に迎えられる。本堂へ行くには池にかかっている橋を渡らなければならない。

この仏像の真正面に、何とも奇妙なものを見つけたが、一体なんだろうか?

樹には拝んでいる人がぶら下がっている。ちょっと意味不明。

これは橋の中ほどから臨んだ本堂である。

ここの本堂への橋の欄干は竜で飾られており、本堂の周囲の欄干は人頭竜身の女神(?)が取り囲んでいる。

こちらは本堂の屋根でここにも沢山の人頭竜身の神が飾られているし、入り口は

ヤックが守っている。

そしていよいよ本堂に入るのだが、入り口にはお釈迦様が祀られている。・・・で、

このお釈迦様がご本尊かと思いきやそうではないようで、奥にはさらにエメラルドの

お釈迦様が祀られていた。

そのエメラルドのお釈迦様にお参りする前に、この本堂の中央に据え置かれていた

大きな5個の水晶玉?(実際にはガラス玉かがこちらである。

そしてこの水晶玉に向かって右に鎮座しているのがこちらの半裸のエメラルド像だ。

一方この半裸の象に正対するように座している袈裟を着ているエメラルド像がこちら。

更に真正面には着衣を纏ったエメラルド像が祀られているが、これらすべてが御本尊と

いうのだろうか。なんとも不思議な世界である。

そしてこの本堂の周囲をめぐると、丁度左手後方になるのだが観音様が池の向こうに

祀られているのだが、池の中に建つ一対の竜の間にいるような錯覚になる。

さて本堂を出てこの本堂の周囲をゆっくり見て回ることにし、左手に向かうと瞑想する

釈迦像があるが、この前に十一面観音像が祀られていた。

大きな釈迦像の前の十一面観音像

こちらは上の観音像の丁度右に正対するように祀られていた、菩提樹の下で修行する

釈迦像(?)か。

それからこの瞑想する釈迦像に正対するように立つ釈迦立像で、これも本堂の裏手だ。

これが裏から見た本堂

さてこれで本堂を後にするのだが、「このお寺の全体は一体どうなっているのか」と

ミヤさんに聞いたところ「判んないけど、この山の上の方3kmのところに行けば

判るんじゃない?」と看板を指さした。

「冗談じゃない、まだ3kmも上に行くのは止めて帰ろう」というと、娘は上に

行きたそうだったが、ミヤさんも「もういいよね」と言うことで帰ることに。

ところが、この本堂の周りにはいろんなものが建っていて、それを見ながら駐車場に

帰るはめになる。何かは分らないまま写真を撮っていく。

2羽の大きな鳥(鷲?)の門をくぐって奥へ進むと、立像があるようだがこの前を

素通りする。

その左隣にあった釈迦の象だが、釈迦を守っているのは鳥の方か人間の方か?

さらに上の門の右隣の、恐竜もいるなんだか意味不明な釈迦立像。

こちらはこのお寺に関係する高僧達だろうか。

まだまだいっぱい写真に撮ったが、取り敢えずはこのくらいにしておく。

この上3km先まで行ったら、どれだけの量になるか分かったものではないが、もう

ちょっと時間があったら、という気もしないではないピンクのお寺参りだった。