Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

娘の就職・・・その後:続編

もう1か月以上前に、同じタイトルの記事を投稿したが、結局「J-Town」への就職は

失敗だったらしく、その後1週間くらいアルバイトしていたようだが、とにかく大学を

出ているのにブラブラされていたら、私としても黙っていられない気持である。

そんな状態が続いていた2週間くらい前のある日の午前中、娘が突然「今から裏(ノン

ヤイブ通り)のロータス ミニ(ゴー・フレッシュ)へ行ってくれと言い出した。

私が怪訝な顔をしているとミヤさんが「知らないと思うから、言う通りに行って」と

指示が飛んできた。我がムーバーンの裏とはいえ、歩いて行けるところではないため

車を走らせるが、店に着くと娘はすかさず店内に入って行ったが、何を買いに来たの

やらなかなか出てこない。

30分以上も経った頃ミヤさんがおもむろに、今朝買い物に行った時のことを思い出し

ながら話し始めた。それによると、今朝家の近くのセブンへ買い物に行った際、以前

我が家の隣に住んでいた奥さんと息子さんにあったらしいのだが、その時に娘にも

会って、ノンヤイブ通りのロータス ミニで店員を募集していることを告げたらしく、

ブラブラしているわけにもいかないから、早速応募することにしたそうである。

まあ大学を出たところで、家で遊んでいるよりよっぽどましなため結構なことである。

結局1時間近く待たされたが、結論から言えば即刻採用で翌日から通うことになり、

そのまま通勤用の靴やらを買い物に出かけた。

朝は早いらしく、5時半起きで6時までには入らなければならないそうで、しょうがない

から私が送って行くことにした。最近では近くに友達の家があるらしく、時々夜出かけ

て行って仕事をして帰宅し、また夜出かけていくようなこともやり始めた。

いくら友達とはいえ、早々入りびたるわけにもいかないから、やんわり話してできる

限り私が送るとは言ってある。

先日は何やら荷物を一杯持ち帰り、ミヤさんと何やら話し込んでいたが、どうやら

安売りセール用の商品を更に仕入れ値で手に入れ、それをさらに安く店から買ってきた

とか言って、ミヤさんと二人でキッチンへ運び込んで、値段を見ながら二人で嬉し

そうに喜んでいた。

こういうこともあるかもしれないが、私は全面的に賛成しているわけではない。

勿論職業に貴賤はないのだが、まさかこのために大学まで出してやったわけではない。

どこかで自分を見直してほしいと思っていたのだが、どうやら娘なりにそれは考えて

いるようだった。先週土曜日のこと、昼近くになり着替えた娘がシラチャへ出掛けると

言ってどこかに電話をしていたので、行き先を尋ねると学校と言っていた。

大学は卒業したので「まだ大学に用事があるのか?」と言うと、「大学は関係なく、

今日から日本語の学校へ行くことにした」と笑いながら返してきた。

これには我ながら嬉しくなった。 娘は娘なりに自分のことを考えていたんだと、

改めて考えさせられてしまったが、ここで終わりではないと考えていたので安心した。

ミヤさんにどこの日本語学校だと確認したら、「姉御」の筋向いにある所(Soi4)とか

言っていた。 娘よガンバレ!!である。(下は「姉御」の前の通り。