先月の初め頃娘が就活を始め出し、パヤタイ病院やノボテルなど一緒に付き合ったが、
その他にも幾つか自分で行ったところもあるみたいだったが、結局S・シラチャという
ホテルに落ち着いたようだった。
ようだったというのは、結局通勤に無理があり(私に言わせれば確かに不便ではある
が、さほど無理そうではなかった)見ていた限り、彼女の気の持ちようが定まって
いなかったように思えた。まあ 悪い選択ではなかったと思うが、後から言えること
だが、彼女の決心の仕方に難ありだったのではないのかと思える。
結局すぐに再就活することになり、次に決めたのがロビンソン向かいにあるJ-Town,と
いうサービスアパートメントに決めたのが、確か先月の20日頃だった。
(ああやっと職も決まって落ち着いたか)などと思って暫く様子見していたのだが、
どうも今度の職場は仕事はレセプション(受付)で、前のS・シラチャとは勤務時間は
同じだが時間帯がずれていて、朝7時から夕方4時までらしい。そうは言ってもそんな
ことは面接のときに念を押される筈で、勤め初めて知ったわけではあるまいに、普通と
勤務時間が違うから大変だとこぼしていた。それでも最初の一週間は朝6時半前の
バスに乗って出かけていた。その内友達ができたらしく、朝早くバスで出かけるのは
大変だからと言って、夕方いったん帰ってきて夕食を食べ入浴を済ませると、着替えて
夜出かけていき、友達の部屋に泊めて貰うと言って出かけるようになった。
ところがである、確か先週中ごろからだと思うのだが、どうも様子がおかしく、シフト
が変わったのかどうか知らないが、今まで休みの時以外はミヤさんがやっていた部屋の
掃除を朝8時半ころからやり始めた。別に何時からやってもいいし、ミヤさんの仕事と
決めていたわけでもないから、娘がやるなら何も問題ないのだが、では仕事の方は
一体どうなったのだろうか?
もう娘も26歳にもなるいい大人だから私がつべこべ干渉しなくとも、ミヤさんの眼が
光っているからおかしなことにはならないだろうが、黙って様子を見ていた。
三日目くらいだっただろうか、ミヤさんから娘が勤めを休んでいる理由を聞かされた。
どうやら上の方から日本語ができないなら必要ないみたいなことを言われたらしいが、
既に採用の回答を貰ってほぼ2W勤務したし、日本語については勉強することで
専門校と話もして説明したと言っていたが、どうもそれだけではなく、娘の方から
まだ言いたいことがあるらしい。それにしてもそんな話は今更出てくる話ではないと
思うのだが育て方を間違えたか?
娘の教育など初めてで甘やかしてしまったのだろうか、私が甘くてもミヤさんは決して
甘いところはなく厳しくやってきたつもりだが・・・。