Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

久し振りに健康公園とコローイの散策に行ってきた。

この2日ばかり雨とミヤさんの買い出しのために、ウォーキングを休んでしまったが、

今朝は早めに起きたはいいが、どうも今一踏ん切りがつかず、どうしたものかと迷って

いたが、ふとこういう時は気分一新で違うコースを歩こうと、健康公園(スカパーク・

パーク)へ行くことを思いついた。さて公園入口だが、以前あったゲートが無くなって

うっかり行き過ぎるところだった。

慌てて左折して駐車場に車を入れたが、前のゲートの方が目立つし何故取り払って

しまったのかと思う。新しいのは味も素っ気もない、一時的なものなのか。

最後にここへ来てからもう4年くらい遠ざかっているだろうか。公園内は見事に整備

されて、通路は綺麗に塗装まで施されていた。

公園中央にはこれまた立派な屋外ステージが設けられており、以前の骨組みだけの

ステージとは大違いである。

こちらは4年前の「シラチャ日本祭り」の時のステージだが、何もイベントがない

時には階段やステージなどなく、単なる骨組みだけであったと思う。

一方こちらは夕方になるとエアロビなどをやっている広場である。

このステージも何となく整備されたようだが、それ以上に広場が塗装されたせいか、

一段と映える。 何のグループか知らないが、リーダーの指導よろしくダンスの振り

付けの練習をしていた。

このステージの脇を通り抜けて裏へ回るとメイン通路の脇には、スケボーの練習場が

あるのだが、さすが平日の朝8時ではスケボーなどやっている若者はいなかった。

この公園には幼児用の遊園地も用意されているが、それよりも数m置きに設置されて

いる運動器具の多い事、よくこれだけの種類のものを用意したと思うくらいアイデアに

あふれた運動器具が揃っている。 こちらはお誂え向きに木陰になっているところで、

足の運動をしている御老人。

こちらの御夫人とはご夫婦なのか、すぐ近くで別の器具で足と腕の筋肉の運動をして

いた。

今日のところは、健康公園まで足を延ばしているなど説明せず、いつも通り黙って家を

出てきたため、そんなに時間もないからもう一周くらいとは思ったが、ここから隣接の

コローイの桟橋から、コローイへ行くことにした。

まだ朝8時前であり晴れている割に観光の車もなく、広い道に出て歩くのも気持ちが

いいものである。

今は干潮の時期なのか、潮が大きく引いていて橋の下は大分底が見えており、シラチャ

市内に住んでいた(イースタンタワー)頃、ミヤさんとよく潮干狩りに来て、アサリや

ハマグリを取って貝汁にして食べたものである。

所々で潮干狩りをしている人がいるが、どうも見るからに仕事のようである。

右側はもうお馴染みの、シチャーン島行きの連絡船待合所である。

ここがコローイ(ローイ島)入り口で、青銅のモニュメントが置かれていて、噴水と

ライトアップができるようになっているのだが、桟橋崩落以来止まったままで、モニュ

メントも緑青が浮き出ていてとても綺麗とは言えない。

ここを右に曲がるとシチャーン島行きの連絡船乗り場となるが、橋の手前には土産物屋

やタイ飯やがあるのだが、どうやらまだ閉まったままのようだ。連絡船乗り場まで行く

橋の上では大概投網を投げている人がいる。この日も投げている人がいて写真を撮った

つもりだったが、失敗したため以前のものを使うが、網が本当にきれいに円を広げたよ

うに投げられるのである。

今度はウミガメの池に行ったが、池は汚れ放題でウミガメはまだ戻ってきていなく、

桟橋崩落以来サタヒップの施設に預けられているようである。

更に観音堂の方へ歩を進めると、やたらギラギラした赤い建物が目に入った。

少なくともこの建物は4年前にはなかったもので、壁の彫刻をよく見るとガネーシャが

浮き彫りされていて、赤と金のなんともケバケバしい建物である。これだけでなく

とにかくコローイに来るとシラチャは中華系タイ人の町だということがよく分かる。

このお堂の中を覗いてみたが、中央のガネーシャ像は分ったが両脇の仏像は梵字の

読めない私にはどういう仏像(神)なのか理解できない。それにも増してもっと理解に

苦しむのは中華系なのになぜヒンドゥーの神を祀るのか。まあそうは言ってもここは

中国ではなく、仏教の色濃いタイだからそういうこともあるかもしれない。

そしてその隣、これまたもろに中国である。この建物も4年前にはなかったもので、

祀られているのはどう見ても関羽のようである。そうあの三国志の英雄関羽である。

私が見逃しているかもしれないが、この像はどう見ても関聖鄭君と神格された関羽雲長

であるならこの建物は「関帝廟」であろう。つまりはシラチャが商業の街に変貌する

よう商業の神に祈るという表れだろうか? やっぱりシラチャは中華系の町であり、

チョンブリ県も同様である。

そしてこの廟の反対側(西側)には観音堂があり観音菩薩が祀られている。

この建物ももろ中国風である。

コローイの頂上にはコローイ寺(ワット・コ・ローイ)があり、このお寺への登り口

(降り口)は東・南・北の3方向からで、上の観音堂の真裏が北側登り口となる。

上に行ってもいいのだが、そんなにのんびりしていられないため、この辺りで引き返す

ことにしたのだが、駐車場に着いたとたんにミヤさんから電話が入った。

帰りに氷を2袋買ってくるようにとのこと。どこにいるとかいう詮索はなかったから、

ウォーキングの支度をして出たこと、車がないことから、私の行動は読まれたようだ。

 ※関連記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて