今朝は少し早めに起きて、7時前には家を出てウォーキングを始めたが、もうじき1周目
となるところでミヤさんから電話が入った。「ピーノ、何してる?
どこにいる?今日は月曜で病院は混むから今から行くから、早く帰って支度して」
と結構な勢いで言われた。
確かに月曜はどこも混むので早い方がいいだろうと思い、急ぎ帰って着替えて病院へ。
運悪く通勤通学の時間帯にぶつかるわ、タラートが混み合う時間帯で、病院の駐車場は
最初から諦めてシラチャ町役場の駐車場に直行して駐車。
実は退院してすぐにミヤさんから、「手術後の観察と、高血圧の診断で27日(月)の朝
また病院に行くから」と言われていた。術後の経過観察は分るが、どうして高血圧の
ことまでと聞くと、手術した時に医者から「家で毎日服用している薬はあるか?」と
質問され、高血圧の薬と答えどんな薬か聞かれたらしい。その時今の状況も聞かれた
らしいが、3年前までは定期的に通院して見てもらっていたが現在は市販薬を購入して
飲んでいる旨話したらしく、薬も変えて様子を見ようということになったらしい。
普段家で服用している薬にまで気を使うとは思わなかった。(感心した)
家を出たのが7時半ちょっと前だが、病院についてまずは術後経過観察からで、受付
したのが8時ちょっと前。
しかし受付も各科の受付窓口も人で一杯で、順番など確認しても先が読めない状態で
何時になるか分からない。
まあそうは言っても受付を済ませたのだから順番を待つしかない。こんなにもと思う
くらいケガ人がいるのだが、よく観察していると、サミテベーやパヤタイなどちょっと
周囲を見渡せばタイ人以外の外人(もちろん日本人も)は5~6人は目に入るのだが、
こんなに人が多いのにどう見ても外人(日本人)は私一人。こんなところに私一人放り
込まれても(一人で行ってこい)と言われても言葉の壁にぶち当たって、どうにも対応
できないだろう。ミヤさんと娘がいてよかった。
9時半頃に呼ばれ問診を受けレントゲン撮影、ついでに右腕の打撲も一緒に見て貰った
が、順調に回復しているし腕の骨に異常はなく、筋肉が打撲を受けているのでどう
すればいいかリハビリの仕方も教えてくれ、肋骨の方の薬とともに右腕の打撲の方も
薬を処方して、レントゲン代も含め全て743Bで済んでしまった。安い!!
次は手術の傷跡の消毒で1階へ、こちらは行ってすぐに対応してもらったが、悪い
ところはないと言っていた。それはそうだろう。毎日来て消毒しているので悪くなる
はずがない。ともかくここでまた120Bの支払い。
さてここですでに10時半近くだが、まだ内科(パヤタイは内科だが、循環器科?)が
残っているので、そちらへ回って受付るも相当混んでいるようで、食事を済ませてきた
方がいいと言われた。
一旦外に出て朝食を摂って戻るが、12時前に受付で確認すると、午後になってしまうと
いうことで一度帰宅し、遅い昼ご飯の支度をして再度出直し。
2度目は病院の近くまで行って路駐だ。一時半ちょっと過ぎに呼ばれたが、状況を
話しただけで何とも言えないということで、取り敢えず3か月分の薬を処方してもらう
ことになり、3か月後に血液検査も含めて再検することになった。ここでは3か月分の
薬代を含めて172Bである。
3つの診療科を廻って診察代・レントゲン代・薬代合わせて1035Bである。
なんで公立の病院てこんなに安いのだろうと思う。
以前の病院では内科だけで問診と薬代で3200B~4000B(血液検査がある時も
あって幅があった)もした。
ふと釣り仲間のMさんの言ったことを思いだした。
Mさんは今年の初めに膀胱がんの手術をしたのだが(今は無事手術も終わって、既に
約半年経過していて、なんともなく元気に仕事をしている)、そのMさんが検査の
段階でやはり一般の日本人と同じように私立の大病院へ行ったらしいが、その後検査
代にしては高すぎると言って国立病院で見てもらったら、その差が7~8000B近く
違ったと言っていた。なぜだろうと言って通訳と話したが、日本人は金離れがいいから
高い値段を言われても素直に払うからだと言われたそうだ。
まあ通訳の話だからどこまで本当か知らないが、日本人が来たら「カモが来た」と
思えばいいのだろうか。
【オマケ】
外科で順番待ちしている時、トイレに行きたくなって同じフロアを反対側に回ったら
「PHLEBOTOMY」と書かれた部屋を見つけた。
PHLEBOTOMYとは一体何だろうと持っていた携帯でググってみたら、これまた
「瀉血(しゃけつ)」という聞きなれない言葉が出てきた。更に「瀉血」をググって
みると、人体の血液を外部に排出させ、症状の改善を求める治療法の一つだとあった。
初めて聞くが、現在はあまり使用されていないらしい。 勉強になった。