昨日(5月1日)夕方6時になって、昼間のくそ暑い暑さも収まってきたので、犬たちを
外で遊ばせようと犬舎のドアを開けたのだが、LockとLeckは勢いよく出てきたが、
真っ先に出てくる筈のLookが出てこない。どうしたのか寝ている感じだが、呼吸して
いる感じがないので急いで駆け寄って体をゆすってみたのだが、身動き一つせず横
たわったままであった。
頭の方に回ってみたのだが、何か苦しそうな感じもなく、血を吐いたような形跡も
なく、所謂変死みたいな感じの突然の死であった。
我が家では庭で遊ばせているため、毒物を口にすることは全くなく、かといって昼間も
元気に外で遊んではいたのだが、何が原因なのかさっぱりわからない。
とにかくミヤさんに連絡を入れると娘が慌てて帰宅し、娘と犬舎の片づけをして
そのままにしておくことにした。
さてそのLookだが、まだ生後間もない時に娘の友達のお宅に差し上げたのだが、その
2~3年後にあまりよくない噂を娘が聞きつけてきて、ミヤさんが様子を見に行って、
余りにも変わり果てた姿に腹を立て、半分ケンカ腰で引き取ってきた。
家に戻ってきた「しんちゃん」(当時のLookの呼び名)はもう野良犬のように薄汚く、
瘦せ細って足腰も怪我をしているようであった。
とにかくミヤさんと娘とで体中を洗い流し、全身の毛を刈りダニなどのチェックをし、
かかりつけのクリニックのドクターに見てもらった。
※関連記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて
http://njin0426mh.namjai.cc/e220596.html
結果的には特に大きな問題はなく、その後は我が家でほかの犬とも仲良く元気で過ごし
ており、特に病気もしないで暮らした。
下の写真は元気になり太ったLookで、本当に水が好きだった。
一夜明けて今朝(2日)、ミヤさんと娘の3人でシラチャのタラート近くにあるワット
「ラート二ヨムトラーン」へ行って一通りLookの葬儀のまねごとをしてきた。
ここはLin-LeeもLuckもお世話になっているお寺である。
まずは講堂にLookの遺体を運び込み、線香を供えてお坊さんにお経を読んでもらい、
供養した。
こちらは荼毘に付す前の別れで、造花だが献花して別れである。
この後は遺体を焼却炉に入れて荼毘に付し、残ったお骨を受け取ってすべて終了だ。
Lookの死は思いがけないもので、なんともしがたい思いだが、結局は身近なものの死に
他ならなくいつかはやってくるものとして諦めるしかない。
それでもこうして猫であろうが犬であろうが、供養してくれるところが近くにあると
いうのはありがたいことである。
下のは葬儀にかかった一覧表であるが、Lookの場合は40kgあったが3000B
お渡しして済ませてきた。