Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

やっぱりコロナには勝てなかったミヤさんのレストラン。

2足の草鞋をじ履いていたミヤさんが、「疲れる」と言い出して2月から月曜は休み、

火・水・木はカレーソーメンの店、金・土・日は日本食レストランに専念し始めた。

それが、先月半ばにはまたコロナが多くなりだして、人通りが少なくなって大変だし

怖いからあまり外に出ないようにしていると言い出し、「この分では店を売るしか

ないかな」などと言い出した。話を聞くと「売ってくれ」という人が現れたようだ。

そして先週「やっぱりコロナが増えだした」と言いながら、店の備品を少しづつ家に

運び込み始めた。どうやら買い手と話がまとまったようである。

その時のシラチャのコロナ感染者はチョンブリ県で一番のようであった。

月が替わって昨日の感染者もやはりシラチャが一番多く、352名だとニュースが

伝えていた。  下の票は3月1日発表のPJAニュースより。

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昨年中に改装をして1月初めから始めた店だったが、新しいオーナーは店の名をその

まま使うようで、殆ど改装はしないようである。

「ならば店の備品もそのまま残して、その分上乗せして売ればよかったじゃないか」

というと、「こんな時だからできるだけ出費は押さえたい」というのがあちら意向の

ようであるが、備品類をそのまま使う方が出費を抑えられると思うのだが、あくまで

新オーナーの意向なので仕方ない。 と言っても私は関係ないのだが。

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日曜の夜比較的遅くに帰ってきたミヤさんは、疲れたけど明日はちょっと早く起きて

買い物に行くから付き合って」と言って早めに寝た。

翌朝片付けなどを済ませて駐車場に出て驚いた。事前に少しづつ運び込んでいたのは

知っていたが、どうやら最後の夜に店中の備品類を一気に運んだらしい。

こちらは食器類。

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そしてこちらはタンブラー他の備品類であるが、これは前日に運んだもの。

しかしこれらをどう片付ける積りだろうか、家には食器棚はあるにはあるが、これらを

収納するほどのものはない。

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こちらのスツールはカラオケをしていた頃に使ったものだが、レストランにしてからは使い道がなく、店の2階に寝かしてあったもの。

とはいえこんなものを一般の家に持ってきたって何の使い道がなく邪魔なのにと思う。

元々6脚くらいあった筈だが、置いてきたのだろうが、ならば全部置いてくればいい

ものをと思う。考えが中途半端である。

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こんなもんまで持ってきた。お客さんが乗っていた自転車で、帰国する際に置いて

行ったものらしく、店で使っていたようである。結構重宝したらしい。

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そして月曜日の朝、後から起きだしてきたミヤさんが「ピーノ、今からホーム

プロへ行って」という。何か大物を買うような気がする。

ホームプロに入るとさっさと進んでいき、冷蔵庫の売り場で娘と品定めを始めた。

そういえば店の冷蔵庫が使えなくなったと言って、家にあった小型のものを

一月に持って行ったばかりだが、どうやらそちらも調子が悪かったため置いてきた

らしい。そして買ってきたのがこれである。隣の大きい方はここに来たばかりの時に

買った故障しらずの冷蔵庫である。

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冷蔵庫を落ち着かせたところで、今度は家具店へ行けとのことことでまた車を走ら

せるが今度はいったい何を買うのか後に続くと、テーブルと食器収用棚を物色し始め、

まあ相談はないものの当たり障りのないものを選んで、家に持ってくるよう言いつけて

いた。

これが新しく入れ替えたテーブルと椅子である。落ち着いた感じで悪くはないが、

椅子の方は座り心地はいいのだが、背もたれがちょっと合わない。

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こちは古いテーブルでここに越してきたときに購入したものであるが、テーブルの上の

ガラスが割れていて、テーブルクロスを覆ってごまかしていた。

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これもテーブルとセットになっていた椅子だが、硬くて座り心地はあまりよくないのだが背もたれがフィットしていてよかったが、3脚は背もたれにガタが来ていた。

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これらは捨てる積りで外に出していたら、近くに来ていた工事業者にミヤさんが声を

掛けたら、喜んでピックアップに乗せ帰っていった。

そして食器収容棚だが、これはもう必要に迫られて買い入れたものである。

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まあ一日でこれだけのものを買い入れたのだが、私に相談はなかったが別段私の懐が

痛んだわけではないから、問題ではなかったが、それでも勿体ないとか、もう少し

先のことも考えて使えばいいものをと思うのだが、そこはタイ人のこと目先のことで

頭が回らないのかもしれない。尤も先のことを考えるのは日本人の特性かもしれない。

やっぱりタイは緩い国なのである。

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