Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

再びチャチュエンサオのお寺へ・・・金運祈願のお寺ワットワーヨー

先週水曜日に行ってきたばかりなのに、日曜の夜娘が「明日はチャチュエンサオのお寺

へ行くから」と言うと、「エッ、じゃあ店は?」と聞き返すとミヤさんが「休み」と

そっけなく返してくる。 なにがそんなに???と不思議に思う。

娘もミヤさんも昨日は朝早く起き出し、私もつられて起き出し、それぞれが手分けして

準備万端で,義母の家を目指して出発したのが9時半。

義母の家はチャチュエンサオの315号沿いにある、タイアロー(タイ矢崎)から南方へ

約2kmいったところにあり、シラチャも田舎だがあちらはまだ田舎で、周囲はエビの

養殖場しかないところである。

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義母の家は敷地は1ライあって広くて敷地に池などがあるのだが、先日行ったら空心菜

やら雑草でいっぱいだった。こうなると別に栽培しているわけではないから、空心菜

とて雑草である。

一時こんな田舎に住んでもいいかななどと思ったことがあったが、年金生活とはいえ

何もすることがなく、池には魚がいっぱいだというが、毎日釣りなんてやっていられ

なく、ミヤさんや娘が大反対しそうである。

 ※関連記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて

  田舎暮らしを想ってみても:シャム湾の風に吹かれて (namjai.cc)

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さて肝心のお寺参りだが、来るときの車内でのミヤさんと娘の話が、エビの話でもち

きりでお寺の話など出てこなく、義母の家でもキロ当たりいくらでどのくらいいるか

などといった話ばかりである。これは乗せられたかと思いきや、義母の方からそろそろ

行くかと腰を上げ始めた。

今回は最初から私の運転で、田舎道から大きな道路に出るとどうやら3121号のようで、

前回は気が付かなかったが、信号を突っ切ったのだがなんと331号を横切ったのだ。

横道にそれるが、この3121号は331号を横切ったとたんに3010号になるのだが、同じ

ようなことが331号にも言えて、ウタパオ基地の近くでスクンビットを横切ると

3126号に変わるのである、

話を元に戻すと、331号を横切った後はどんどん民家が少なくなっていき、左手に結構大きなお寺が見えてきて4012号と交わり、ここを左折すればじきに目指すお寺となる。

このお寺も田舎にしては結構大きなお寺のようだが、横目で見ながら4012号に入る。

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4012号はサケーオに向かう道のようであるが、周囲は民家などほとんどなく雑木林や

ゴムの林・ユーカリの林などがあるだけの本当に田舎で、頼まれてもこんなところは

夜は走りたくはない。

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しばらく走った後、見覚えのある交差点を雑木林の中に入っていくのだが、月曜だと

いうのに車が多く、雑木林の中にも駐車している車があった。

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それもそのはずで、駐車場に入って驚いた。これが月曜日のお寺の駐車場なのか、

一体タイ人はなんでこんなにお寺が好きなのだろうかと思ってしまうほどで、駐車場は

満車である。

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これだけの車の人たちはいったい何しに来ているのだろうか、敷地内に足を向けると

結構な人出である。これが月曜日の観光客なのか?いや観光でなくして何だろうと

首をかしげてしまう。

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前回来たときはこの本堂は四方から入れたのだが、今回はどうも制限しているようで、

この正面らしきところからは入れないようである。

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仕方ないし、第一にミヤさんたちはどこに行ったのか携帯で呼び出すと、ちょうどこの

裏手に行ったようなので、本堂を回り込んで裏手に回ってみた。

ところがどうだろう、裏手だと思ったがもしかしたらこちらが表なのかもしれないと

思ってしまうほど人が一杯で熱心にお参りしている人たちがいて、その視線の先には

立派な仏像が座していた。もしかしたらこちらが御本尊かもしれない。

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こちらは前回は見ないで飛ばしてしまったが、やっとお寺らしい雰囲気になってきた。

そしてこの左手の方にも出店がたくさん出ていて、そちらにも人が沢山いたので、

そちらにも行ってみた。すると、そこでも一心にお祈りをしている人たちがいるので、

何が祭られているのか覗いてみた(祈願などしないで覗き見などと罰当たりである)のだが、なんのどうやら竜神らしい。 日本でも竜神は信仰の対象であるから、それほど

不思議なことではないが、私にとってタイでは初めてである。

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さて一通り見終わって帰るのだが、帰りの車内でも義母を中心に話題はエビの話

だけで、私が入る余地はないが運転に気を付けていられるので丁度いい。

結局この日は4時半には家に着いたのだが、往復250kmの行程で少し疲れた。

家に帰ってグーグルマップでワットワーヨーで調べたのだが、どうしても見つからない

ので、まず4012号を左折したところにあったお寺を調べたら、こちらは簡単にワット

サイトーンで分かった。しかしこの地図の4012号沿いにそれらしいお寺のマークは

出てこない。

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何の気なしに倍率を大きくして4012号を追ってみると、右の貯水池脇にワットホゥアイ

ナムサックというお寺が出てきた。もしかしたらと思い地図のお寺のマークをクリック

したら、あの3重構造の本堂の写真が出てきた。

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倍率を上げなければわからないお寺がなぜそんなに人気なんだろうか?

どうも観光目的だけではなさそうな雑木林の中のお寺に、何が一体あるのだろうか?

娘に「ワットワーヨーじゃなくワットホゥアイナムサックだろ?」と聞くとアッケラ

カンとしてそうだという。「タイ人が沢山いたが、皆何をお祈りしてるんだ」と聞くと

「ラッキーナンバーが当たりますように、お金がもうかりますようにと祈ってる」と

いう答えが返ってきた。

月曜日から、「ラッキーナンバーが当たるように祈願に行く」っていう魂胆が私には

到底理解できない。

もしかしたらあの竜神がいいと言われているのかもしれない。