Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

ヤックのお寺で祈祷をしてもらった。

この数か月、以前に比べてお寺に足を運ぶ機会が多くなった。足を運ぶと言っても

仏事が重なったということではなく、単に観光目的だけだが、娘が結構「お寺好き」の

ためだからである。

昨日も午前中の雨が上がると、ミヤさんが「ピーノ、晴れてきたからお寺に行こう」と

言い出したのだが、私はあまり乗り気ではなく、行きたくない口実を並べたのだが、

娘が「近くでいいところだから行こう」というので腰を上げた。場所的には、

元タイガーズーの脇を北進し、突き当りを北東に向かって凡そ20kmほど行った

ところで周囲はほとんど何もない田舎で、人家ももろまばらなところである。

田舎の一本道を進むと、突然お寺関係の建物が見えだしたが、山門などなくお寺の

物らしい看板が出ていた。お寺の名前はワット「カオ・チョン・ロム」というらしいが

後でシラチャマップで探したが、そんなお寺見つからなかった。

とにかく言われた通り進むとタイの聖獣「シン」に出迎えられ、駐車場に導かれる。

シンってそうあの「シンハー」ビールのシンである。「シン」は琉球に伝わって

「シーサー」となり中国に伝わって日本へは「狛犬」として入って来たそうである。

矢印の通り進むと、駐車場があるのだが、こんな山の中の寺に早々参拝客が来るほど

ではないが、それでも結構車が出入りしていた。

車を降りると、小さなバンガローのような建物が並んでいたがどうやら僧房のようだ。

その横に本堂らしき建物があり、覗いてみるとご本尊?の前に座ってタンブンしている

人たちがいた。

このお寺はよそに比べて珍しく、土産物屋が殆どない。この本堂?の前にテントが

張ってあって、そこで販売していたものはタンブンに必要な、ローソク・線香・リボン

造花等々で、その横の広場の奥を見て驚いた。

そこには大きなヤック像が祀られていて、どうやらここでそれぞれの物を買って

タンブンしているようである。

このヤック像の左右にはさらに脇侍みたいな像が置かれていたが、しかしプラフマーや

ガネーシャは脇侍としてではなく、独立して左右に置いてあるのだろう。

ヤック自身が毘沙門天の脇侍だからだが、そうは言ってもヒンドゥー教については何も

知らないからそれ以上のことは言えない。 こちらが右側の脇侍(?)左端はプラ

フマー像である。

そしてこちらが右側の脇侍(?)右端の祠に入っているのはガネーシャ像。

※ヤックとは・・・インターネットで調べると。

下の写真は、タイに一度でも来た人ならご存知の、ワット・プラケーオ(エメラルド

寺院)のヤック。

※アジアトラベルノート

ところで、この像の拝観場所の隣にテントが張ってあり、その中にお坊さんが二人いて

何やら観光客に祈祷している感じがして、そこにミヤさんと娘が順番待ちしているよう

なので、離れて見ていると手招きされた。近づくと財布を出しておけというので

準備して一緒にいると、やがて順番が廻ってきて、お坊さんの前に行き財布と携帯を

渡せと言われその通りにする。お坊さんは「日本人か?」みたいなことを言い、その後

聖水を私の頭に振りかけ、何か唱えながらローソクの先端で財布に何やら書いてくれ

祈祷してくれた。ミヤさんに言わせると、きっとお金が入ってくるとのことだが、

「きっと」ではなく「必ず近い日」にしてほしいと思う。