Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

我が家の果樹を荒らす真犯人とバナナの収穫

雨季だというのにここのところ雨の一滴も降らず、毎日36度前後の暑い日が続いて

いて、テレビを見ていないことからオリンピックが終了したといっても話題にも

ならず、相変わらずシラチャのコロナ感染拡大で、チョンブリ一番危険地域となって

いる方が、周囲のタイ人の関心ごとである。

ミヤさんの商売形態が変わって先週は本当に忙しかった。何せ屋台で販売するのは

限られていて波があり、多くて60食程度で客が少ないと余った分はパヤタイ病院の

救急センターの職員へタンブン(寄付)していたのだが、先週は最低80食の準備で

朝から忙しかった。

やっぱり段取りの仕方を心得てくると、時間の使い方にも余裕が出て来て、久しぶりに

私も一服しながら家の周りをぶらつく余裕も出てきた。

そんな一昨日カヌンの木の下を見たら、一粒の種が落ちていた。 はてなぜこんな

ところにあるはずがないものがと思って上を見ると、一匹のリスが枝を伝っていた。

見上げたカヌンの実は大きく齧られた穴が開いていた。

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今迄鳥(インドハッカ)だと思っていたが、これはとんでもない冤罪をかぶせていた

のかもしれない。インドハッカには申し訳ないことをした。

 ※関連記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて

  鳥害:シャム湾の風に吹かれて (namjai.cc)

・・・で、もしやと思いノイナーの果実を見るとやっぱりであった。見事に齧られて

いて下にはノイナーの表皮と黒い種が落ちていて半分ほどなくなっていた。

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まったく腹が立つが、齧られたままのカヌンをそのままつるしておくよりも早く熟させ

た方がいいと思い穫り入れた。

私の親指と中指で作った円ぐらいで深く抉られていた。

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念のためにオレンジの鉢植えもチェックしたがこちらは被害はなかった。

恐らくこんなちっぽけなオレンジ、旨くもなんともないとリスも知っていたのかも

しれない。

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「そうだバナナだっ」と思い、もうそろそろ色づき始めるであろうバナナをチェック

すると被害には会っていなかった。

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せっかくここまで育ったバナナをリスなんかに食われてたまるかと、さっそく

穫り入れた。

これは小さくて(私の親指と同じくらい)一口サイズだが甘くておいしいバナナで

ある。バナナは草木の分類をすると竹やススキなどと同じ草であり、根で子孫を残して

いく植物であり、バナナの果実を実らせるとその株は一生を終わるのである。

したがって果実を穫り入れた後、株はすぐに切り取って捨てた。

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しかし、こうやって自然と接しているとその力の大きさを肌で感じることができるので

趣味の世界であっても続けていきたいと思う。