今日は久しぶりに雲が大きく広がった「曇り時々晴れ」模様の、何とか凌ぎ易い空
模様で、ミヤさんからの買い出しの注文もないため、洗濯を終わった私は一服しながら
久しぶりの園芸生活。
外に出てもあまり暑いと感じない空模様である。
入口門脇のファラン(グアーバ:原種に近く果実も小さく、果肉がピンクオレンジ)
が、食べ頃の色になったのが結構あった。
こちらがそのファラン(グアーバ)で、ちょうどピンポン玉くらいであろうか。
齧ると甘酸っぱい感じがするのだが、のど越しのホンノリ甘い香りは大きなグアーバに
ないものである。 と言っても私はこいつが苦手で、こいつの種は小さいが歯に挟まる
し、硬くて虫歯がある私には天敵に思える。
7先日3個もいでテーブルの上に置いていたら、いつの間にか無くなっていた。
犯人は娘だったが、別に犯人探しをする積りはなく、美味しく食べられる果実が身近に
あるということは素晴らしい事だと思う。
で、まあファラン(グアーバ)はいいとして、困ったのは木の上の方に生ってしまった
カヌンである。
今までほとんどこんな高いところに生ったことはなかったのだが、どういうことか
今度はは4個もなってしまった。
もうちょっとわかりやすくすると、これほど高いところに生ってしまったのである。
我が家の塀には鉄柵が備えてあり、一番上が172cmの私のほぼ目の位置である。
これではこのカヌンを収穫するするにはどうすべきかなどと考えていると、シャワーを
浴びたミヤさんの声が降ってきて、「上のはあきらめるしかないかもしれないけれど、
下の2個を早く切ってね。」(上の写真の目線の柵付近にあった)と言われた。
この2個は超大物で、敷地の外に出るとバンザイの格好をして果実を支え、もう一方で
果実の枝を切らなければならない。
2つの果実が生っていたのは丁度上の写真の一番上の柵辺りである。
このヘルメットより大きなカヌンを万歳した格好で果実を支えながら、もう一方の手で
果実の取付部をノコギリでカットするなんて離れ業は私にはできなく、コンクリートの
塀に身を安定させて、何とかカットしたのがこちら。
本当にヘルメットより大きくズッシリと重たい大物である。
3日ばかり放っておけばそこら中に甘いにおいを放ち始めれば、甘い果肉の取り出し
時期である。
ところでテントの上のバナナがどうなったのか気になって観察してみたら、既に果実
部分は露出していて、花芽が目立ってきていた。
もうこれは花芽を切り取るしかないと思い、花芽は思いきって切ってしまうと、残さ
れた果実はサッパリした感じで風に揺れている。
写真では大きさは判らないが、果実は私の中指程度しかない。
こちらが切り取った果実にならない花芽である。
人間には判らない甘い香りを発しているのか、切り取った直後からミツバチがやって
来たがすぐに外に捨ててしまった。
写真でお分かりと思うが、果実になる部分が少しづつ小さくなり、最後は花の房だけに
なっている。
次にノイナーを見て回るが、新しい果実が大きくなり始めた。
これはうれしい事なのだが、このまだ未熟な果実を小鳥が啄んでしまうのだ。
順調に育てば大人の拳サイズになるのだが、こちらはそこまでいかない間に鳥に啄ま
れて、朽ち果てた元果実である。
袋をかけようかとも思うがどうしようか迷っている。
ところで4~5日前投稿した「雨季のさなかに」の中で紹介したオレンジのツボミ
だが、なんと白い花を満開に咲かせていた。
一体どんな果実をつけてくれるのだろうと思うと楽しみが広がるが、観葉の鉢植えの
オレンジに実が生ったて言ってもどうしようもないか。