このところ暑季に戻ったようなくそ暑い日が続いていて、外に出て動くのが億劫になる
のだが、娘がいると私は買い出しに出かけるだけで、野菜を切ったりする下拵えの作業
もなく、少し陰っていたので外に出て、マンゴーの木の枝を払ってやろうと見ていた。
赤丸のところの枝を払ってやらないと、下の小さな気が伸びにくいと思ったからだ。
丁度ミヤさんも外に出てきてそのことを言うと、「それはいいけどモッツデーンが上に巣を作っているから、一杯いて危ないからやめた方がいい」という。
ミヤさんが言うモッツデーンの巣は、上の写真の矢印の辺りらしいのだが、私には判らないしよく見えない。
木の幹に近寄って見るといるわいるわ、赤アリが行ったり来たりしていた。
そうやって見ていたら、足の甲に何かもぞもぞと感じた矢先、チクッと激しい痛みが
走ったとたん「やられたっ」と思った。
足元を見ると足元にも赤アリが行ったり来たりしていた。
お陰で足の甲を数か所咬まれてしまったが、毒はないからいいようなもののその痛さは
大人でもつい声をあげてしまうほどである。
アリとの闘いはこれから考えないと、枝は伸び放題になるだろうし、下の木の心配も
しなければならないが、さて赤アリをどうするかが問題である。
巣を取ってしまえばいいのだろうが、そうすると赤アリがバラバラ落ちてくるから危険
この上ない。
ミヤさんは「今日は何もしない方がいい」と言い捨て家に入っていった。
赤アリで思い出すのは、ブリラムへ行った時に食べたカイモッツデーン(赤アリの卵)
の料理である。
下はカイトー・カイモッツデーン(赤アリの卵の玉子焼き)だ。
なんとなく触感を思い出すことはできるが、どんな味だったかさっぱり思い出せない。
こちらはそのブリラムから帰った日に、ミヤさんの従妹が我が家に来ていて、偶然
タラートで見つけたと言い、彼が作ったゲ―ン・リアン・カイモッツデーンという
キノコが入ったちょっとスッパイがさっぱり味のスープである。
とはいえやっぱり卵の味は思い出せない。
※、印参考記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて
パノム ルン遺跡とソンクラーン(水掛け)と・・・イサーン小旅行(2日目):シャム湾の風に吹かれて (namjai.cc)
ピマイ遺跡と陶器工房バン ダン クウィアン・・・イサーン小旅行(3日目):シャム湾の風に吹かれて (namjai.cc)