Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

ピックアップの90,000km点検で痛い出費。

私がフォーチュナーからD-Maxに乗り変えたのは昨年1月の初めで、月末に8万キロ点検

に出したので、ほぼ1年で10,000km乗ったことになる。フォーチュナーの時はおおよそ

1年に2回点検に出していたから、年20,000km乗っていたことから大分走行距離が

少なくなったことになる。

しかし、フォーチュナーに比べまだ10万キロにも満たないのに、あちこち大分傷んで

今回出費が大分嵩んでしまったが、中古だったため外れの車を掴んでしまったかもしれ

ない。一番大きな不具合は後部座席の水漏れであるが、カーメーカーの出荷品質確認

として座席やトランクルーム内への水漏れは、下手をすると裁判沙汰になることもあり

重要チェック項目だから、経時変化で何かがあったのだろう。

昨年チャンタブリのお寺に行った帰りに激しい雨にあったのだが、走行中に後部に

乗っていた娘が突然「上から水が流れてきた」と騒ぎ始めた。取り敢えず路肩に車を

寄せ調べると天井のインパネの隙からの水漏れで、タオルを詰め込んで処置したが、

その後も大雨の時に水漏れである。これはとにかく修理してもらうしかない。

次が助手席のウィンドウが開かなくなってしまったことである。運転席側のコント

ロールSWを引いても。助手席側のSWを引いてもウィンドウは開かない。恐らく

運転席側のメインのコントロールSWの故障だろう。しばらくはドアを開閉して凌いで

来たが、窓が開かないのはやっぱり不便である。

次がホーンの接触不良(多分)で、ある時モ-ターサイが飛び出してきて、慌てて

ホーンを鳴らそうとハンドルの中心を押したのだが、ウンともスンとも言わずヒヤッと

した。家に帰って真ん中を押しても鳴らないし、下の方を強く押すとちゃんと鳴った。

押す位置によって鳴る時と鳴らない時が合ったりで、接触不良かもしれないが、これは

重大事故に繋がりかねないため、運転には気を使っていた。

次はバックランプの電球の断線である。これは車の欠陥というよりランプに使用して

いるバルブ(電球)の不良だが、寿命だったのかもしれない(電球を外さないと不良

なのか寿命なのか判らない)。そもそも電球のフィラメントはタングステンでできて

おり、タングステンというのは結晶の塊で振動には非常に弱く、電球になった時点で

背負った宿命みたいなものであるが、勿論これは当たり外れはあるが、電球メーカーも

それなりの品質保証はしている筈なのだが・・・。

次は運転席側の窓ガラスのウェザーストリップ(防水パッキン)の劣化による破損で

あるが、これは前の車の所有者か中古車センターの車の駐車方法によるものであろう。

ゴムは材質にもよるが一般的には紫外線に弱く、日の当たるところに車を長く駐車して

いると、経年劣化してきて強度が弱くなって裂け易くなったりボロボロになる。

点検に出した時には劣化しているとは思ったが、点検チェックしている時にでも破断

したのだろうか(裂け始めていたかもしれない)。フロントのワイパーが経年と共に

前面の払拭性能が落ちるのは、前面ガラスの日照時間が長いほど、ワイパーの払拭性能

は落ちてくる。このため私は日の当たるところに駐車する時は、必ずワイパーに負担が

掛からないように、ガラスから離して立てておく(フリーにしてやる)。

ここまではユーザーとしての私の不具合申告であるが、ディーラーでのチェックでは、

ブレーキシューが減っているということや、ホース類の不良も見つかったようだ。

ブレーキシューは車によって大きくは異ならないと思うが、ユーザーの乗り方が大きく

大体5~10万kmが交換時期らしいので、9万kmならば普通だろう。

もう車を新しくするなどという気は毛頭なく、この際できるだけ不具合は修理して

おき、できるだけ長く付き合っていこうと思っている。とはいえ、私も今年の8月には

75歳のジジイで、右目は霞み始めている。何も言うことがない健康体ならともかく、

目が不自由だと免許証の更新も難しいだろうが、さて8月まで今の状態を維持していけ

るかどうかである。ミヤさんは免許を持っていて昔は運転はしたが、今は完全な

ペーパードライバーで助手席にふんぞり返っているだけだけれど、私の状況を知って

いるからそのうち運転し始めるとは思うがいつになるのやら。