Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

昨晩遅くにロイクラトーンを見に行く。

昨晩はロイクラトーンにはいかないと言っていたので、その気になって本を読みながら

晩酌をしていたが、9時頃になって突然娘が「パア、ロイクラトーン見に行こう」と

言い出した。ミヤさんを見ると「この時間ならもう人も少なくなっているじゃない?

食べ物も買いたいし」と言う。行きたくないと言っておきながら、なんという手の平

返しだと思ったが久し振りだから行くことにした。タクシーを呼んだというから外へ

出て待つが中々来ない。もう皆既月食など終っている時間で、月は冴えわたっていた。

タクシーが中々来ないので確認すると、タクシーもトゥクトゥクもダメだからモーター

サイを2台呼んだとのことだが、結局2台に分乗して健康公園脇に着いたのは、もう10時

になろうとしている時間だ。既に10時になろうとしているのに、「この時間ならもう

少ない」どころか人で一杯の海岸通りを横切って公園内に入ると、駐車場の出店はどこも一杯で、通路も人で溢れ返っていた。

凄い人ごみのため、もう一度海岸通りに戻って時計台の方に向かうが、やっぱり人は

多く歩きにくい。朝は明るくて気が付かなかったが、時計台もネオンで飾られていた。

何とか人混みを抜け桟橋通りに出るも、こちらも似たり寄ったりでどうにも歩き難い。

ずらっと並んだ出店を覗いていくが、数年前と少しばかり趣が変わっていて、射的やら

輪投げ、ダーツ当てなどのゲーム屋の姿が消えていて、服飾品屋や携帯のケース屋が

やたら目立ち、ケータイ用品の店は人気があるみたいだ。

このケース屋の脇に空きスペースがあったので、そこから海を覗いてみたのだが海水が

全くなくつまり干潮で海の底が見えているのである。向こうの建屋は休憩所のため、

桟橋の半分くらいは完全に潮が引いた状態で、これではロイクラトーンなどローイ島の

向こう側(桟橋の反対側)に行かなければ見られず、これ以上歩いても疲れるだけだと

判断し引き返すことにしたが、すでに10時半を回っているが、ローイクㇻトーンを

流そうとする人達はまだまだいて、桟橋をローイ島目指していた。

これ以上は行かないと決めたら、後はミヤさんたちの食べ物を調達するだけだが、食べ

物を売っている店はどこも人で一杯である。こちらは2つ目の休憩所にもテーブルと

椅子を並べていた店だが、奥のテーブルまで人で埋まっている。

パッタイを旨そうに焼いている店があり、思わず買いたくなったが、私はまだ晩酌中で

つまみがあり、ミヤさんたちも先に行っているのであきらめた。

先に行ったミヤさんたちが足を止めていたのがこちらのガイヤーンの店。あまり見た

ことがない長い串刺しの焼き鳥である。帰ったら少し分けてもらって食ったが、甘い

タレが付いていて旨かった。

こちらは桟橋出口に置かれたゴミ箱だが、ゴミで溢れ返っていたが、まともにゴミを

捨てて行った人たちばかりではなく、空いているところにも捨てているだろうから、

実際はこんなもではなかろう。

帰りはアタラモールの所からトゥクトゥクに乗って帰ったが、一体何のためにコローイ

まで行ったのかよく分からない。 改めて晩酌を続けたが、切り上げてシャワーを浴び

ベッドに入った時はもう1時を回っていた。

さて日が改まって今日9日、いつものようにウォーキングに出かけ、5キロ歩き終わって

一休みしながら海岸べりに出てみたが、昨晩干潮だったため海岸にはロイクㇻトーンの

かけらも打ち寄せられていなかったが、周囲は捨てられたゴミが一杯だった。

このゴミを近所のおばさんだろうか、ボランティアみたいに片付けている人がいた。

ロイクㇻトーンを見に行き、干潮でロイクㇻトーンを見ないで、夜店だけ見て帰った

のは初めての経験である。