Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

全くタイ人の電話って・・・。

タイ人の電話って、今に始まったことではないがホントに呆れることばかりである。

【意味のない長電話】

タイ人の電話を聞いていると大概は「タムアライユー(今何してる?)」か「キンカオ

ルーヤン(食事は済んだか?)」か「キンカオアライ(食事は何食べた?)」が挨拶で

始まる。食事などどうでもよくて、日本人なら「今話しをする時間があるか」とか

言って用件を切り出すが、「食事は〇〇食べて旨かったがあんたは何食べた」とくると

意味のない電話だとすぐ判り、そこからが長くなるのである。

f:id:ntoshi0426mh:20220416195425j:plain

これは男も女も同じで、息子は今ラヨーンの方にいるのだが、普段会社に行っている

時間帯に電話をかけてきて、「メ~・・・・」「メ~・・・・」と30歳に近い男が

「森の子ヤギ」でもあるまいに何やってんだと言いたいが、子が子なら親も会社の

時間帯など気にせず意味もないことを話しているのである。

【間違い電話】

時々何を間違えたか、間違い電話がかかってくることがある。

呼び出し音が鳴って出ると、いきなり立て板に水のように話しかけてくるが、「私は

日本人だ」というと、何やら訳の分からないことを言いながら「プツン」である。

間違ったという意識もなければ、謝るなどという意識もない。

こういうのに会うと後味が非常に悪い。

【いきなりの文明開化】

私たちの若いころはちょっとしたお宅なら黒電話があり、電話を借りるのにも母親から

「要件を簡単に済ませて、長電話にならないように」とくどく言われたものである。

そりゃ借りるだけで電話代は請求等されたことがなかったが、やっぱり気にしなければ

おかしかったからである。

f:id:ntoshi0426mh:20220416201153j:plain

しかしタイの場合は私が初めてタイに来た2001年当時、一般の家にこういう黒電話は

なく、あったのは電話BOXの公衆電話だけだったような気がする。

そしてこのころにはすでに携帯電話が普及し始めていて、カラオケのお姉ちゃんなら

殆ど持っていたのではないかと思う。

f:id:ntoshi0426mh:20220416202144j:plain

そんなことで、タイ人に電話のマナーなんて言っても通じないだろう。

これは携帯だけではないが、携帯に非常に関係することであるがカメラも同じだ。

日本人なら、古いカメラの時代からバカチョンカメラと、フィルムを使ったカメラを

通じてデジタルカメラに移行しているが、タイの場合は大体が携帯電話のカメラ機能に

いきなり入っていったようで、タイ人が写真好きというのはこんなところにあるかも

しれない。