シラチャがコロナ騒ぎでひっそりしてしまい、ミヤさんも煽りを食って暫く店を閉めて
いるため、代わりにタラートでタイ風カレーソーメンを売り始めた。
そのために材料の買い出しやら送り迎え・出店準備など店の手伝いで結局4日ブログ
から遠ざかってしまった。
さて私はコーヒーはあまり飲まないが、お茶は毎日欠かさず飲むのですぐ無くなって
しまい、緑茶でなくともいいがないと凄く物足りなく感じる。
そんなわけでミヤさんを送った帰りに、自分の夕食準備でシラチャのイーオンモールに
寄って買い物をしている時、お茶の棚で安い緑茶のパックを見つけた。
緑茶は通常200Bくらいであるが、なんと119Bだったので「龍井緑茶」なんて
聞いた事もないが、安かったので2パックも買ってしまった。
家に帰って茶筒に開けようとして開封すると、普通のお茶(この時はまだ日本茶だと
思っていた)の香りがあまりなく、色も黒っぽいしなんか枝茶か番茶っぽい感じが
したが、まあ安い茶だから仕方ないかと思った。
それでもと思い煎れて飲んでみたが、これがなんと味も香りも薄くとんでもない安物の
お茶を買ってしまったと思った。
確かに色からすれば緑茶ではあるが、香りは殆どないし味は出涸らしの番茶みたいだ。
しかしよく考えてみれば、パッケージの下の説明書きはタイ語であり、右上の「りょく
ちゃ」だけが日本語である。
タイ語に精通しているわけではないが、何とか読める所を読むと白枠の一番上の
太文字を何とか読むと、チャキヨウ(緑茶)ロン・チーン(中国)と読める。
ロンの意味は分からないが、中国茶のようだ。
しかも淹れ方は400ccの水を80~95℃に温め、10gの茶葉を入れ3~4分
置いて飲むらしい。
400ccのお湯を沸かすって、急須を使っていたらとてもじゃないが飲みきれない。
まあ淹れ方が日本茶と異なるにしても、これは中国茶だから仕方ないかと思ったが、
それでも気になったのでインターネットで「龍井緑茶」で調べてみた。
一発で探し当てることができたが、ただ々私が知らなかっただけで中国緑茶の代名詞
みたいなお茶で、杭州特産のお茶だった。
でもそんなお茶だからこそ味わいのあるものだろうと思うが、私が思うにこれは
やっぱり中国でも番茶級の茶ではなかろうか。
煎れ方が悪かったとしても、多少味わいのある香りや味がしても不思議はないと思う
のだが。