カレーソーメンの食材の仕入れから帰ると、ミヤさんが「ピーノ、トイレが使えなく
なっちゃったから、イヤオ(小)ならいいけど使った後水で流して。キー(大)なら
2階でやって」と言ってきた。
「突然なんだ?どうした?」というと、水道管の根元からいきなり水が飛び出してきた
から栓を閉めてある。」とのこと。トイレを覗くと便器の横に水溜め容器が既に置いて
あり、いつでも使えるようになっていた
さてどうしたものかと考えたがまずは原因究明から。
水栓をわずかに開くと、ツマミの根元から勢いよく水が出てきたので、どうやら分岐
水栓の本体部が破損しているようである。
実は2階のトイレも同じ現象で昨年修理したばかりだから、なんとなく理解できた。
写真は2階のもので使用不可のものではないが、この中央の給水管がやられたようだ。
中央が給水栓で右の管はトイレのタンクへ、左は洗浄器に接続している。
いずれにしてもばらして見ないと分らないが、そうなると我が家に給水している水道管
の元栓を閉めなければならないから大変である。
状況を見ながら一旦間をおいて、ばらしてみたら案の定分岐水栓が腐食してクラックが
入っていたので、ドライバーの先をクラックに突っ込もうとすると、簡単に破壊した。
破断面はクラックが進行していてよくもったものである。
とにかく暫定などということはできず、急ぎ水栓を買いに行かなければならないが、
こんなタイ語は知らないから壊れたものを持って買いに出かけた。
近くの荒物屋ですぐに調達でき、急ぎ引き返すと早速修理開始。
この時大事なのは水栓器具には必ず必要な水漏れ防止用の、極薄テープを使用すること
である。これがないと必ず水圧に負けて水漏れが起きる。
各ねじ部に3~4周巻いて締め付けを行い増締めを行って修理完了。
早速水道管の元栓を開き、分岐水栓を開いてみたがどこからも水漏れはなく
一安心である。
それにしても日本では一度もこんなことはなかったが、この家に住み始めて10年に
なるがこれで2件目である。
水栓の品質も問題があるかもしれないが、タイの水そのものが悪いのではないかと
思っているが、浄水器でさえ1週間に1度は洗浄している始末である。
浄水器は活性炭の中を水が通り、次のプラスチックレジンの細かい粒の中を通って、
さらにセラミック棒を水圧で通過して飲料水として使っているが、1週間でセラ
ミック棒は写真のよ真茶色になる。
これでは水栓の品質どうこうより水質そのものというべきだろう。
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浄水器の洗浄 - Jinbeiのシャム便り (hatenablog.com)