Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

トイレが使えないだと?

カレーソーメンの食材の仕入れから帰ると、ミヤさんが「ピーノ、トイレが使えなく

なっちゃったから、イヤオ(小)ならいいけど使った後水で流して。キー(大)なら

2階でやって」と言ってきた。

「突然なんだ?どうした?」というと、水道管の根元からいきなり水が飛び出してきた

から栓を閉めてある。」とのこと。トイレを覗くと便器の横に水溜め容器が既に置いて

あり、いつでも使えるようになっていた

f:id:ntoshi0426mh:20210910202037j:plain

さてどうしたものかと考えたがまずは原因究明から。

水栓をわずかに開くと、ツマミの根元から勢いよく水が出てきたので、どうやら分岐

水栓の本体部が破損しているようである。

実は2階のトイレも同じ現象で昨年修理したばかりだから、なんとなく理解できた。

写真は2階のもので使用不可のものではないが、この中央の給水管がやられたようだ。

f:id:ntoshi0426mh:20210910202723j:plain

中央が給水栓で右の管はトイレのタンクへ、左は洗浄器に接続している。

いずれにしてもばらして見ないと分らないが、そうなると我が家に給水している水道管

の元栓を閉めなければならないから大変である。

状況を見ながら一旦間をおいて、ばらしてみたら案の定分岐水栓が腐食してクラックが

入っていたので、ドライバーの先をクラックに突っ込もうとすると、簡単に破壊した。

f:id:ntoshi0426mh:20210910203523j:plain

破断面はクラックが進行していてよくもったものである。

f:id:ntoshi0426mh:20210910203659j:plain

とにかく暫定などということはできず、急ぎ水栓を買いに行かなければならないが、

こんなタイ語は知らないから壊れたものを持って買いに出かけた。

近くの荒物屋ですぐに調達でき、急ぎ引き返すと早速修理開始。

この時大事なのは水栓器具には必ず必要な水漏れ防止用の、極薄テープを使用すること

である。これがないと必ず水圧に負けて水漏れが起きる。

f:id:ntoshi0426mh:20210910204258j:plain

各ねじ部に3~4周巻いて締め付けを行い増締めを行って修理完了。

早速水道管の元栓を開き、分岐水栓を開いてみたがどこからも水漏れはなく

一安心である。

f:id:ntoshi0426mh:20210910204459j:plain

それにしても日本では一度もこんなことはなかったが、この家に住み始めて10年に

なるがこれで2件目である。

水栓の品質も問題があるかもしれないが、タイの水そのものが悪いのではないかと

思っているが、浄水器でさえ1週間に1度は洗浄している始末である。

浄水器は活性炭の中を水が通り、次のプラスチックレジンの細かい粒の中を通って、

さらにセラミック棒を水圧で通過して飲料水として使っているが、1週間でセラ

ミック棒は写真のよ真茶色になる。

f:id:ntoshi0426mh:20210910210255j:plain

これでは水栓の品質どうこうより水質そのものというべきだろう。

 ※関連記事 はてなブログ Jinbeiのシャム便り

   浄水器の洗浄 - Jinbeiのシャム便り (hatenablog.com)