いつも朝起きだす前に、Googleの記事に一通り目を通して起きだすのだが、ある記事に
目が止まった。バンコクでは今日27日の正午過ぎに、直立物体や人の影が消えると
いうのである。ウィキペディアで調べると、ラハイナ・ヌーンと言う天体現象で、日本
では絶対にお目にかかれない、太陽が真上に来た時に起きる現象である。
これは面白いと思い急いで飛び起き、犬の世話をしてゴミなどを片付け、まず8時半の
自分の影を撮影である。もちろんバンコクで12時16分と言うから、まだまだ時間がある
のでどうなるのか確認してみたかっただけである。
家に入るとミヤさんからの指示で、まずはココナッツミルクの仕入れ、次に犬に餌を
やって適当な時間に犬舎に入れ、それが終わったら野菜の下拵えである。
この野菜のカットが結構時間がかかるのである。とにかく要領よくやらないと、定点
観測ができないから、時計を見ながらの作業である。
これが11時半の時の影である。3時間で大分影が短くなった。
野菜のカットも12時には何とか終了し、家の中で一休み後また外に出て写真撮影だ。
こんなことのために写真を撮るなんて、ミヤさんに見られた日には何を言われるか
分からない。まあしょうがない影がなくなるなんてことを知ろうとすること自体が、
何の足しになるわけではないから。
12時16分暑い中外に出て撮影であるが、失敗したのは「気を付け」の姿勢をしてたら
もっと影が小さくなったはずである。
この現象はタイでは4月4日南部ヤラー県で始まり、この後もタイを北上し最北の
メーサイには5月22日となるそうである。
北回帰線で折り返した太陽は、次にチョンブリあるいはバンコクの真上を通過するのは
8月16日の正午過ぎになるそうだ。しかし8月と言えば雨期で下手をすれば雨のために
この現象は見れないかもしれない。
下の写真はインターネットで紹介されていたものを借用した。