つい2~3日前に、屋台から帰ったミヤさんが包みを開け、何やらテーブルに置いた
のだが、娘が「パア、食べてもいいよ、アロイ」と言って差し出してきた。
そのうちのひとつはすぐに「マッカーム(タマリンド)」だと分かった。
このマッカームの青い実は酸っぱくて私には食べられたものでないが、殻が枯れた
熟したマッカームは甘くて私は好きである。
晩酌中ではあったが早速頂いたが、これは当たりでたまに酸っぱいものに出くわすこと
があるが、そうは言っても青いものに比べれば問題はない。
この熟したしなびた実の中には黒い種が入っている。
タイにはタマリンドの樹はどこにもあり、この樹は大木になりその果実は食用から
調味料まで色々と利用されているのだが、大きな木も利用されているのである。
我が家にもあるが、大きな幹は輪切りにして丸いまな板となり、タイでは殆どの家で
世話になっている。
ところでもう一つの土産のグーズベリーの正体が分からず、このブログ記事を書き
始めてようやく解った。
包みの写真から判断するとどう見ても「ほうずき」であり、そのまま「これは日本で
言うほうずきであり、食べるものではないじゃないか」と言うとミヤさんが、「これは
チェンマイの果物」だと言って食べろと言う。
梱包を開けるとやっぱり「ほうずき」にしか見えない。
そうは言っても果物と言うからには食べるしかないと思い、口に入れて噛んでみると、
仄かに甘酸っぱい何というか、ミニトマトの味がした。
トマトの味ならばやっぱりナス科のの仲間で「ほうずき」だろうと思ったのだが、
違うと言われた。
癪に触って翌日インターネットで「グーズベリー」を調べると、「西洋スグリ」と言う
名が出てきたが、写真を見ると全く違う似ても似つかないものばかりである。
こうなると意地で、英和辞典で調べてもやっぱり「西洋スグリ」であり、仕方ないから
和英辞典で「ほうずき」を引いてみると、ほうずきの英語は見当たらない。
そこまで調べて分からないなら仕方ないと思って、もう一度梱包箱を見ていたら、
ROYAL PROJECTの文字が目に入り、王様プロジェクトの商品なんだと思いながら、
そちらから探ってみた。
あった あった 胸のつかえが一気に取れた。
Gooseberryで見ていたからわからなかったが、Cape Gooseberryという名が正式名の
ようで、ケープ グーズベリーまたはゴールデンベリーというらしく、和名は食用の
「シマホウズキ」というらしい。
私は「王様プロジェクトのケープグーズベリー」でググってみた。
詳しくは下記をご覧ください。
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