今日はミヤさんの仕事が休みで、ゆっくり起きて外に出る。
夕べ雨が降ったので犬舎の前が濡れているため、犬の面倒も後回しにし、家のごみを
片付けるとすることがないため、家の周りをぶらぶらしてみて回る。
ここのところ朝から雨模様の日が多かったのだが、今日は僅かに青空が覗いているが
どうも雨が降る気配がする。 以前の雨季は、晴れあがっているが急に暗くなって
スコールが来て、2~3時間も降るとやがて明るくなってまた晴れるというような、
スカッとした雨季だった気がする。
駐車場に戻ると、左近の桜ならぬ何の木か知らないが、芳香を放つ小さな白い花を
つける木が、大きく伸びているので気になって上を切ることにした。
剪定なんて大したことではないが、思いっきり上に伸びた枝をカットしたのだが、
この木は木目が非常に密で切るのに一苦労である。
ひと汗流して家に入るとビールを欲しくなったのだが、ビールは常備してないため
湯呑にウィスキーを注いで飲もうとしたところへミヤさんが登場。
剣呑な眼差しを向けてきたが、私も「見られたら仕方がない、ままよ」とぐい飲み
して外へタバコを吸いに出たが、実は先ほど外へ出た時に、右近橘ならぬマンゴーの
木の下に雑草の葉が落ちていたので、それを観察しに出たのである。
雑草の葉は外に掃き出したが、犯人は見当がついているためその観察をすることが
目的である。犯人とはキバラタイヨウチョウで、以前もこの木に巣作りしたのだ。
携帯を構えて写真を撮ろうにも、なんとも素早いので写真は諦めビデオにしたが、
いつチャンスが来るかわからないため、これも結構難しかった。
ビデオは何回か繰り返しやっと撮ったのだが、ビデオをスタートしたと思ったら
いきなり雑草を咥えて戻ってきたため、最初の一瞬にしか映っていないビデオの編集も
ままならなく、申し訳ないが営巣中の巣らしきものを撮影したのでそれを投稿する。
2本の木の枝の向こうに見えるのが巣で、これ以上近づいて撮影すると巣作りの邪魔に
なって、巣作りをやめてしまうと思いそれはやめにした。
そんなことをしていたら、ミヤさんと娘が買い出しに行くようで、私が車の準備を
しようとすると娘が「パアはウィスキー飲んでるでしょ、メトン(必要ない)」と
言ってㇳゥクㇳゥクを呼んで出かけて行った。
私は、ミヤさんは怒ってはいるが、たまの休日で酒が飲みたかっただろうから、と勝手な解釈をして家に入って、ブランチの支度をしながらまた飲み始めた。
今日はミヤさんのタイソーメンはないから、サンマを焼いての和食である。
サンマの頭としっぽがないのはグリルに入らないからカットした。
サンマの左上は大根おろしの味噌和えで、私は子供のころからこれが好きで、更に
その右は2週間ほど前に漬けた白菜漬けだ。
久し振りに昼間からいい気分になったが、夕食時のミヤさんがどう対応してくるか、
気になって仕方ない。