もう3週間ほど前になるが、赤アリに思いっきり咬まれた記事を書いたが、やっぱり
家の周りには赤アリがうようよいて危なくてしょうがない。
危ないと言っても毒があるわけでもないから、咬まれても大したことはないのだが、
何しろ咬まれると注射より痛く、思わず声が出るほど痛いからいやになる。
・・・で、野菜処理の合間の一服の際に、果樹を見て回っていたら、マンゴーの葉に
赤アリが一杯いて、その中心らしいところの葉が2枚重なっており、そこに何やら白い
綿状の巣らしきものを見つけた。
これはもう駆除するしかないと思い、ミヤさんに言うと「それはモッツデーンの巣で
駆除するならスプレーがあるから」と言って駆除剤を出してきた。
「でも、カイモッツデーン(赤アリの卵)が勿体ない」と余計なことを言う。
こちらがその害虫駆除スプレーである。
害虫駆除とはいっても、赤アリを駆除するにしても果樹に向かって吹き付けるわけ
だから、闇雲に吹き付けて果樹を枯らす心配があるため慎重に吹き付ける。
すると効果テキメンで数秒でアリたちには昇天していただいた。
白い綿状のものが何でできているかわからないが、クモの糸状のものでその内側が巣の
ようである。
しばらく時間をおいて見に行くと、動いているアリは全くなく、一体巣の中はどう
なっているのかと興味があったので、2枚の葉を引きはがしてみると、中には白い
米粒状の赤アリの卵が、マンゴーの葉に一杯産み付けられていた。
意外と小さな巣だったようで、卵もそんなに多くはなかったが、女王アリってどこに?
と思いながら観察したのだがよくわからなかった。
イサーンではこの卵はキロ当たりに換算すると豚肉以上する高級食材のようであるが、
殺虫剤がかかった卵はご免である。
さてこれで少しは減ったかと思いきや、まだまだ敵は無数にいて手ごわい。