我が家と隣の境界は一応塀があり、隣には塀の内側にさらに垣根があるのだが、隣は
最近引っ越してきたばかりで、垣根と言っても前の人が残していったもので、手入れ
などほとんどしてなく、最近何の蔓か知らないが、キュウリに似た蔓が出てきたが、
それに不思議な実が生り始め、何だろうと気になっているのだが、一向に分からず
気になっている。
今朝も一服付けて観察していると、一匹のハレギチョウがヒラヒラと飛んできて
何となくその蔓に止まったりしているので、近づいて手を差し伸べてみた。
そこはやっぱり自然の生き物で、手に止まるかと思いきやスーッと離れていき、
また戻ってはの繰り返しである。
そうなってくると面白くなり、蔓に止まったハレギチョウに触って指に止まらせたが、
結局すぐに飛び立ってしまい、今度はすぐ隣のランの株に止まって翅を広げ綺麗な
表側を見せてくれた。
蝶は翅の表と裏が極端に違うものがあり、これを観察するのも面白いのだが、
大抵は表側がハッとするようなきれいなものがいる。
上の写真は翅の裏側であるが、ランに止まって広げた表側もきれいな模様だ。
そのうちランの株からまた飛び立って、先ほど止まっていた蔓の葉の裏側に飛んで
きて尻の先端を葉にくっつけ始めた。どうやら産卵にやってきたようだ。
せっかくの自然の営みを邪魔するわけにはいかないから暫く様子を見ていたが、
目を離しているうちにどこかへ飛んで行ってしまった。
葉の裏には黄色いゴマ粒のような卵が産みつけられていた。
蝶の幼虫は決して気持ちのいいものではないが、それでもブログネタにはなりそう
だから暫く観察を続けようと思う。