Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

シラチャのワットカオタベークでガラスの橋「スカイウォーク」を歩く

土曜日に家族でシラチャのワットカオプラクルへ行った帰り、ミヤさんが「せっかく

家族皆で外出したんだから、もう一か所お寺に行こうよ。近くだよ」ということで、

車はタノンライクルアイ(ライクルアイ通り=3241号)を元タイガーズーの脇を

通って331号バイパスに合流する。チャチェンサオ方向に向かってすぐのPTTのガソリン

スタンドあたりで、息子が左前方の山の頂上付近を指差し「あそこだろ」と、言うので

そちらを見ると、2つの山間を結ぶ橋があるのが遠くに見えた。(写真上方)

PTTのGSの先にイースタンシーボード工業団地方面に向かう信号があるが、その信号の

手前300m位のところを左折し、すぐにまた左折すると雑木林の中にお寺の駐車場が

見えてくるのでそこに車を乗り入れる。

車を降りて前を見たら、タイでは初めて見る3重の塔があった。その左手には講堂らし

き建物が見えていた。

駐車場を左手に進むとそこに本堂と思われる建物があるが。娘に聞くとここがワット

カオタベークというお寺らしい。

ここには寄らないで、更に脇を進むと土産物屋やらタンブンする品物を売っている店に

混じって、願い事をするためのリボンを売っている店があった。

1本30B支払って各自好みのリボンを選び名前を記入するのだが、色は5種類で色に

よって込められる願いの意味が違うらしいが、それはよく分からない。

この店の裏側が広場みたいになっていたので、何があるのだろうかと思って入ったら、

周囲をヤグラで囲まれた仏陀の頭部が置かれていたが、祀ってあるようではなかった

ので、こんなものどうするのだろうと思ったが、皆は先に行ってしまったので慌てて

後を追った。

こちらがガラスの橋(スカイウォーク)への入り口で、皆はもう入り口も通過して先に

進んで行ってしまった。

入り口のアーチをくぐるとその先は橋になっていて、向こうの山の麓に渡るようで

渡った向こうの山の上の方に(写真右上)に橋が見えている。欄干には訪れた観光客が

願いを込めて結んだリボンで、びっしり埋め尽くされている。

この橋から下を覗いた私は、先ほど見た仏像の頭部について思わず納得してしまった。

そこには仏像の各パーツを別々に作っているところがあり、後から各パーツを溶接する

だろうと思われる。

このまま橋を渡り終えようとするが、それは渡った側の山道への入り口みたいだが、

竹藪になっていて光が遮られ薄暗くなっている。

たいして高くない山だが急な坂道が続いていて、サンダルで来た私は歩きづらくて

しょうがない。急峻な坂が続くので、途中お年寄りや太った人は結構休みながら登り

続けるが、本当に息が切れる。

螺旋状になっている山道を半分ほど登った中腹が、どうやら折り返し地点になっている

らしく、釈迦立像とお坊さんの像が2体祀られていた。こういう時娘は信心深いのか、

必ずこうして何某かの施しをするが、本人にしてみれば徳を積んでいる積りだろう。

ここから右が頂上に行く道で、左がスカイウォークらしく、我々はもう上に行くつもり

はなく、迷わず左側のスカイウォークへの道を進む。

さていよいよ「ガラスの橋=スカイウォーク」を渡るのだが、ここでは一人200Bを

支払わなければならないから、事前に現金を準備しておいた方がいいだろう。

そしてゲートを通過したら履物の上からカバーを履いて、ガラスの橋に進む。

結構楽しんでいる人達がいる。

足元から見える橋の下はこんな感じである。

やっぱり小さな子は高すぎて怖いのかもしれない。

この橋の手摺りから外を覗くと、ガラスの橋から下を見るのとは違い、少し高所恐怖

気味になるが、でも橋自体が揺れないからあまり恐怖心は沸いてこない。

話は変わるが、セントルイスのアーチは中にエスカレータというかトロッコと言った

方がいいのかそれで上まで行けるのだが、上は膝くらいまでだったかガラス窓が付いて

いるが、とにかく風でユ~ラ々揺れるので怖い思いをしたことがある。

さて前方に見えるグリーンの屋根が終点で、全長は50mくらいだろうか。

さてわたり終わったらすぐに下への降り口である白い建物が待っている。

降り口の白い建物を出ると、苦労して登って来た山道分の急峻な階段が待っていた。

下りだから休むほどのことはないが、またまたサンダルに苦しめられ、下に降り立った

頃には膝がガクガク笑っていた。

ここは確かに新たなシラチャの観光地になるだろう。

※参考記事 【シラチャ】新しい観光名所「ワットカオタベーク」に行ってみた!