Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

人と共存するタイの身近なリス達。

タイトルでは身近なリスとなっているが、リスばかりではなく、サルやら野生の豚やら

野良犬・野良猫・ハトなどタイ人はどうしてこうも動物に安易にエサを与えるのか。

毎朝ウォーキングに行っている健康公園のリスは、やはり簡単に触れ合うなどという

ことはできないが、それでも数年前に比べれば随分と身近で写真撮影を許してくれる。

ウォーキングをしている最中に、前方の木にサーッと何かが隠れたと思うと大抵リスで

そっと近づくとジット様子を窺っていたりする。

中にはとても細い木に飛び移って、移動先を探しているような奴も時々見かけるが、

朝の公園で食べ物を探していたのかもしれない。

こちらは餌を持ってきてくれるおじさんから食べ物を貰ったリスで、結構栄養を補給

しているのか丸々と太った奴だ。

こちのリスも餌場から離れてしまったものの、地上に降りようかどうか様子を窺って

いるのだろう(近くに私が迫っているのだ)。 このリス痩せこけているわけではない

がやけに尻尾の先端がみすぼらしい。

リスはやっぱり臆病な動物らしく、中にはすばしっこく樹上に逃れて上から様子を

窺うような奴も見かける。

こいつはもう見ただけでほっこりしてしまった。ウォーキングコースの脇に建てられた

看板の上でジッとこちらを様子見である。

いつも餌を持ってくるおじさんがまだ来ないけれど、待ちかねて降りてきたのか、

水でも飲んでいるのか、水入れの中に体を突っ込んでいる。

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ところでリスはタイでは意外とどこでも見かける動物で、気を付けてみるとそれほど

身近にいる動物である。我が家にも何回も来ているが、いずれも我が家のカヌンやら

ファラン(グアーバ)を狙ってやってくるのである。これが今生っているファランで

丁度食べごろになって来た。

先日庭の片づけをしていて、ふと塀の上(ファランの樹の下)に目をやると食い散らか

したファランが広がっていたが、犯人は多分リスだろう。

先日昼食後にぼーっと、外の犬小屋の上のマンゴーを見ていたら、樹の陰からリスが

顔を出し私の方を見ていた。目が合っても別段逃げようとしなかったのは、私が家の

中にいるということを知っていたか(?)と思わず考えてしまった。

まだろくに大きくもなっていないのに狙ってきたのか? これも見境なく餌をやる弊害

なのかもしれない。

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動物愛護はそれはそれでその精神はいいのだが、見境なく餌をやるのとは違うだろう。

野良犬・野良猫やハトなどの処置は行政が考える問題であろう。

動物(鳥を含む)には、うっかりすれば感染症に繋がりかねない危険を孕んでいるので

好きだからと言って手を出すのは考え物である。