Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

レックの胸に大きな出来物が。

ここ暫く前から、レックが左胸あたりを掻いていて気にはしていたのだが、昨日の朝

ウォーキングに行こうとしたら、ミヤさんが起き抜けに「今日は止めてレックを病院に

連れて行って」という。レック(向かって右)はゴールデンで出戻り娘であるが、もう

11歳で隣のロックとは兄弟である。

どうしたというと、「レックの胸に出来物があって、昨夜そこから結構血が出たから

病院へ連れて行きたい」という。レックを見ると、左胸のところにタオルを敷き横に

なっていた。

写真では判り難いが、左胸に大きな傷口が見える。

大したことがないと思われる時には近くのクリニックへ連れていくか、ドクターに

来てもらうのだが、こんな場合はバンプラゴルフ場のちょっと先にある動物病院

(何大学か知らないが、大学の獣医科の附属病院)に連れて行く。

大学の附属病院らしいのだが、入り口にはこんな説明があって略してRMUTTOという

らしいが、リンリーやルック・ラック(3頭とも今はもういない)もここに連れて

きたが、今まではこんな説明はなかった。

9時少し前に入ったのだが、混雑しているほどではないが、人間の病院と違ってここは

何かと時間が掛かって、待ち時間はおよそ1時間半ほどかかった。

いよいよ番になって呼ばれ診察室に入るも、何せ46kもある元気な犬を診察台に

乗せられず床に寝かせて診察だ。 医師が患部を見るや癌の疑いがあるということで、

傷口の毛をカットし、血液やら瘤の細胞やらを採取し、取り敢えず消毒をして今回は

終わりで、検査結果が出たときにどうするか決まるとのこと。

患部は乳首を中心に小皿を伏せたように膨らんでおり、晴れ上がったところは固い

シコリのようなものができていたのである。

次回は6日ということで、消毒のために毎日来いと言われたが、消毒くらいは自分で

やるとミヤさんは断ったようだ。

取り敢えずここまでなのだが、4番目だったが9時前に入って会計を済ませて帰路に

就くまで11時半を回っていた。なんとも時間のかかる病院である。

【オマケ】

帰り際トイレに行きたくなって院内に入ったのだが、建物中央は吹き抜けの大ホールが

あり、大きなクジラの骨格標本が陳列してあった(以前は何もなかった)。

この標本は何クジラなのだろうか、などと写真を撮りながら進むと、標本の中ほどに

写真がありタイ語で書かれていたが、写真を見る限りどうやら「シロナガスクジラ」の

ようであった。

大学の獣医科の附属病院とはいえ、どうしてクジラの骨格標本なのかよく分からない。

しかし興味はそそられた。