見苦しい写真が挿入されているので閲覧注意してください。
私は幼い時から歯は丈夫な方ではなく苦しんできた方で、それでいてトラウマという
か、小学校に上がる前後で怖い思いをしたからか、成人になってもよっぽど酷くなら
ないと歯医者には行かなかった。
その思い出とは、上の歯茎の付け根から歯茎を突き破って歯が前方に向かって出てきた
ため、母親に歯医者に連れていかれ、麻酔を打たれてその奇形の歯(骨?)を除去した
のだが、それ以来歯医者は怖くて駄目である。
そのため虫歯になっても放っておいて、今ではインプラントを6本も入れている。
さてもう3か月も前であろうか、下の犬歯の奥の歯が痛み出したのだが、原因は歯の
間に食べかすがよく詰まるので、爪楊枝を使っていたがそのためか歯にガタが来たら
しく、グラグラし始め歯茎が腫れて痛み出した。
グラグラし始めると隙間が出てきて食べかすが詰まる、爪楊枝を使う、歯が痛むの繰り
返すうちに、先月の中ごろには歯が浮き上がってきて、ものを食べるのが大変になって
きた。
グラグラした歯がこれだけ浮いてくると、ものを食べて嚙み合わせた時、上の歯と下の
歯の間に固いものが挟まった時や、うっかり上の歯が下の歯を前方に押し出した時など
もう飛び上がるほど痛く、これは歯医者へ行って抜歯してもらうしかないと思った。
しかしである、指で触ってもグラグラが大きいので、タコ糸か釣り用のPEラインで
括って抜いてやろうと思ったのだが、どうも指で思いっきりこじるように倒せば抜ける
かもしれないと覚悟を決めてやってみた。自分でやるのはかなり勇気がいることだが、
さてやってみると麻酔を打っているわけではないため、飛び上って小〇をちびるほど
痛く、思わず叫び声をあげてしまい、娘が飛んできてが呆れて見ていた。
しかしあっという間で血は出たが、抜いてしまった後は一寸痛みが残っただけだった。
一日経った後はもう何ともなく、サバイサバイである。
これが抜歯した歯である。
私ももう74歳。歯が1本ないからと言って特に困るわけではないし、その奥はインプ
ラントだから隣の歯がガタつくことも少ないだろう。
良かったのは抜歯した後の、歯茎に菌が入って腫れるようなことがなかったことだ。
爪楊枝はなるべく使わないようにしよう。